さらば、最愛のシューズSIDI ERGO1!

左=17年間履き続けたERGO1、右=きょう初めて履いたERGO2

きょうは所用で3日ぶりにロードバイクで外出してきた。
その前に、もう限界だろう、と決断して替えたのがビンディング・シューズ。

画像左のシューズは、イタリアのブランドSIDIが2003年に発表したフラッグシップモデル、ERGOシリーズのトップバッターERGO1。
ロード用のシューズは日本製も含めていろいろ試したけれど、甲高の日本人の足に最もフィットするのがこのSIDI(あくまで個人的な感想ですが)。

ERGOシリーズの前のENERGYも愛用していて、クリートを止めるネジ穴がバカになるまで使い込んだ。
その直後、03年の発表と同時に買ったERGO1はいくら使い込んでもビクともせず、壊れる兆しすら見せない。

ERGO1メタリック・シルバーのリミテッド・ヴァージョンは本体にヒビ割れが入るのが早く、マウンテンバイク用のDRAGONも割と早くベルクロがイカれて使い物にならなくなった。
そうした中、17年間もおれの酷使に耐えたデビュー版ERGO1は、実にタフで、カッコ良くて、一生忘れられないモデルなのである。

そのERGO1も画像のようにボロボロになっては引退させざるを得ず、きょう初めて履いたのが右隣のERGO2。
もう何年も前に買っていながら、きょうまで押入れにしまったままだったのです。

有明で建設中のオリンピック競技場の前

ERGO2とはどのぐらいの付き合いになるだろうか。
そんなことを考えながら、自宅〜大手町〜清砂大橋〜葛西臨海公園〜有明と回った距離は43.9㎞。

ちなみに、SIDIのERGOシリーズは現在5に達していて、価格は33000円。
格上のモデルWIRE2、さらにその上のフラッグシップモデルSHOTも新設され、こちらは4万円台。

うーん、高いなー、と思いながら、帰宅後に汗を流し、缶ビールをプシュッ! とやったらうまいの何の!
やっぱり運動は重要ですね。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る