アメリカで高視聴率を獲得しているという警察物テレビドラマ。
最近にしては珍しい放送時間45分の1話完結型というスタイルで、ぼくが子供のころに観た日本製の刑事ドラマを彷彿とさせる。
ツカミはなかなかショッキング。
弟のお守りをしていた若者が同級生の女の子と話し込んでいた最中、弟が自宅のアパートに駆け込んだ直後、そのアパートの1階が爆破される。
そこへ、主人公のFBI捜査官マギー・ベル(ミッシー・ペリグリム)、相棒オマル・アドム・”OA”・ジダン(ジーコ・ザキ)が登場。
爆破されたアパートへ入って行こうとする兄弟の母親をマギーが静止していると、2度目の爆発が起こってアパートが全壊する。
この2度の爆発で視聴者を引きずり込むと、FBIはアパートに住むギャングのリーダーを狙った犯行と断定。
対立組織のボスを容疑者と特定し、マギーとOAが身柄を確保しようとバーの前に駆けつけると、この容疑者も目の前で車ごと爆破されてしまった。
これほど大がかりな連続爆殺事件が、資金力の乏しいギャング団にできるわけがない。
爆弾の製造犯を捕まえたマギーは、彼の口から民族差別主義者の黒幕がいることを聞き出すことに成功する。
この黒幕が仕掛けた第3の爆殺計画をマギーたちが阻止できるかどうか、というのがクライマックスの見どころ。
ややもすると混乱しそうな内容をテンポよく45分にまとめており、結構楽しめるドラマになっている。
マギーには爆弾テロで夫を亡くした過去があることがほのめかされており、これは回を追うごとに明らかにされていくのだろう。
ただ、この主人公コンビに感情移入できるかどうかは、視聴者側の好みによって分かれると思う。
オススメ度B。
ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2020リスト
A=ぜひ!🤗 B=よかったら😉 C=気になったら😏 D=ヒマだったら😑
※再見、及び旧サイトからの採録
35『THE GUILTY ギルティ』(2018年/丁)A
34『ザ・ラウデスト・ボイス−アメリカを分断した男−』(2019年/米)A
33『X-MEN:アポカリプス』(2016年/米)B※
32『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年/米)C※
31『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年/米)B※
30『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019年/米)D
29『ヴァンパイア 最期の聖戦』(1999年/米)B
28『クリスタル殺人事件』(1980年/英)B
27『帰ってきたヒトラー』(2015年/独)A※
26『ヒトラー〜最期の12日間〜』(2004年/独、伊、墺)A※
25『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(2015年/独)A
24『ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場』(1986年/米)B
23『大脱出2』(2018年/中、米)D
22『大脱出』(2013年/米)B※
21『記者たち 衝撃と畏怖の真実』(2018年/米)B
20『ハンターキラー 潜航せよ』(2018年/米)C
19『グリーンブック』(2018年/米)A
18『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』(2017年/英、米)B
17『天才作家の妻 40年目の真実』(2018年/瑞、英、米)B
16『デッドラインU.S.A』(1954年/米)B
15『海にかかる霧』(2014年/韓)A※
14『スノーピアサー』(2013年/韓、米、仏)A※
13『前科者』(1939年/米)
12『化石の森』(1936年/米)B
11『炎の人ゴッホ』(1956年/米)B※
10『チャンピオン』(1951年/米)B※
9『白熱』(1949年/米)A
8『犯罪王リコ』(1930年/米)B
7『ユリシーズ 』(1954年/伊)C
6『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(2017年/泰)B
5『七つの会議』(2019年/東宝)A
4『キャプテン・マーベル』(2019年/米)B
3『奥さまは魔女』(2005年/米)C
2『フロントランナー』(2018年/米)B
1『運び屋』(2018年/米)A