平成時代は巨人−阪神の伝統の一戦も死球合戦や大乱闘が多かった。
とくに、いまでもファンの語り草になっているのは、巨人・清原vs阪神・藪の抗争でしょう。
最初は、死球を受けた清原が「今度やったらしばいたるぞ!」。
これに藪がマスコミを通じて、「清原さんは内角が弱点だから、そこを突かないと」とシレッと応酬。
平成10(1998)年、東京ドームでまた藪がぶつけたら、清原が「今度は顔を歪めたる!」
昔の野球が楽しかったのは、単にいがみ合っていただけでなく、こんなふうにコメントがプロレスチックで面白かったからでしょうね。
これが布石となり、甲子園での大乱闘に発展する。
阪神・大熊コーチの飛び蹴り、巨人・仁志のジャンピング・ニーアタックと、まさにプロレスのバトルロイヤルさながらだった。
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