きょうの朝散歩&チャリ散歩

今朝8時半ごろの神楽坂は閑散

東京はきょうから〈ステイホーム週間〉で、朝8時半ごろ神楽坂通りへ散歩に行ってみたら、ご覧のように閑散としていました。
が、この通りの右手裏にある白銀公園は、小さなお子さんのいる家族連れでそこそこの賑わい。

週末でこれだけ天気が良いと、遊びたい盛りの子供に、「ウチでずっと本を読んでなさい」と言うのは無理があるよね。
年寄りのおれでも、最近は運動不足だから、ちょっとばかりチャリに乗ってくるか、という気になっちゃうもん。

というわけで、11時過ぎからロードバイクで荒川河川敷へチャリ散歩。
同行者なしのソロライドで、都内は車道を走り、ほかの自転車とはソーシャルディスタンス以上の距離を取って、年齢相応にダラダラと流してきました。

江北橋(画像奥)付近でランチタイム(ハンドルバーに括り付けてあるのが弁当)

昼ご飯はいつもの新小岩の中華屋や蕎麦屋を避け、弁当を片手に荒川土手の江北橋付近で〝ひとりピクニック〟。
弁当は新荒川大橋の袂から河川敷に出る前、赤羽の〈手づくり弁当・ひゃく亭〉で買った海苔唐明太子弁当610円。

インスタ映えしそうにないので写真は撮らなかったけど、ボリュームたっぷりでコスパは高い。
チャリ散歩のときは当分、こうやって弁当を食べるしかないかな。

河川敷には散歩、ジョギング、サイクリングに来ている人たちも結構いたけれど、先週末の湘南海岸みたいに、混雑しているというほどではまったくない。
河川敷もグラウンドも縦に長いので、それぞれ十分な距離を置いていて、ぼくが見た限りでは、みなさんマスクの装着率も高かった。

親子やカップルはくっついて散歩やジョグをしてますが、そういう人たちにまでちゃんと離れろ、と求めるのは酷でしょう。
やっと整備された野球やサッカーのグラウンドでは、家族連れや友だち同士のグループが少人数で練習したりもしていた。

会食や遊興のための外出は私も自粛していますが、3密状況を避けた上で、こういう戸外での適度な運度は続けたい。
大体、無理に我慢を重ねて引きこもろうするからストレスが溜まり、同居人に当たり散らしたり、DVに走ったりする人が出てくるんだから。

独り暮らしのA先生が自宅で怒り狂う心配はないんですが、鬱になっちゃう恐れは誰にでもある。
コロナに感染しないよう十分に注意するのはもちろんとして、引きこもり生活が過ぎて〝コロナ鬱〟になっちゃったんじゃ本末転倒でしょう。

なお、きょうの距離は43.5㎞。
サイクリングでスッキリするはずが、あまりに向かい風が強くてヘトヘトになり、コースをショートカットして帰ってきました。

で、自宅でストレッチをしていたら、高田川親方と白鷹山がコロナに感染したという衝撃的なニュースが…。
現在入院中の梨田昌孝さんもそうだけれど、仕事でお世話になった方が罹患したと聞くと、やはり心が痛む。

初場所千秋楽パーティーで高田川親方と
白鷹山は十両に復帰した春場所で勝ち越したばかりだった

高田川親方をはじめ、感染した力士のみなさんが一日も早く全快されることを祈っています。
コロナにもコロナ鬱にも気をつけて、なるべく明るく、前向きに、このパンデミックを乗り越えていきましょう。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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