その昔、プロ野球界には「ホームランは野球の花、乱闘はグラウンドの華」なんていう言葉がありました。
私が現場で取材した中で、最も凄絶だったのが平成6年(1994年)、神宮球場のヤクルト−巨人戦で巻き起こったこの大乱闘!
退場者3人はプロ野球タイ記録で、いまだに破られていないはず。
しかも、病院送りになった選手が3人もいた。
なぜ球史に残るこれほどの大乱闘が巻き起こったのか。
伏線は長嶋監督が巨人に復帰した前年、富山で行われた試合にあった。
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