きょうの朝散歩&チャリ散歩

今朝8時半ごろ、飯田橋駅前交差点

最近、朝食前の散歩の時間と距離が延びている。
意識してそうしようとしているわけではないのだが、取材に行くことが減っているのに加え、都の外出自粛要請で運動不足になっており、朝起きたときに空腹感を覚えなくなっているからだ。

というわけで、きょうも朝8時半ごろから30分ちょっと、2㎞ぐらい自宅周辺を歩いてきました。
いつもならこの時間、飯田橋駅前交差点は出社する人たちでごった返しているのに、最近は閑散としたもの。

朝散歩のあとは、しっかり朝食を摂って午前11時ごろからチャリ散歩。
自宅を出ると、先ほどの飯田橋駅前交差点を通り、皇居周辺をかすめ、大手町を抜けて清砂大橋へ。

距離約1.3㎞の長さを誇るこの橋、海から吹きつける強風のために自転車が傾き、渡りきるのに結構体力を使った。
やっと荒川の対岸に辿り着いたら、お弁当屋〈ICHIBAN〉でスタミナ弁当(572円)を買い、江戸川球場前の公園でランチタイム。

このお弁当、味、ボリュームともに大変食べ応えがあり、都内のほか弁屋では屈指のコスパの高さです(と思います)。
その最中、「こちらは江戸川区役所です! ただいま、緊急事態宣言が発令されております! 不要不急の外出は控えてください!」とアナウンスが…。

腹ごしらえがすんだら、荒川沿いのサイクリングロードを走ってタラタラと葛西臨海公園へ。
昔はよくサイクリングに来ていた定番のルートで、きょうも同好の士を何人か見かけました。

葛西臨海公園から富士山(画像奥、空の下の中程)を臨む

海岸に出てみると、珍しく富士山が見えた。
この公園の名物、鳥類園のバードウォッチング・ポイントでは相変わらず、いろんな鳥の鳴き声が聞こえてくる。

あちこちでポツリ、ポツリと見かけたのが、子供とお母さんの親子連れ。
学校が休校中で、きのうは大変な雨だったから、カラリと晴れ上がったきょうは子供を公園で遊ばせよう、とお母さんが考えたんでしょう。

しかし、公園の施設はすべて休業中。
水族園は閉鎖、売店も閉店、観覧車も止まったままとあって、微笑ましいはずの光景にも一抹の寂しさが漂っていました。

止まっていた観覧車

帰りは清砂大橋ではなく、荒川河口橋を渡って晴海方面へ。
ここは距離こそ840mと清砂大橋より短いものの、川面からの桁下の高さは27mと、都内で3番目の高さ。

ここで海から食らう風の強さたるや、半端じゃない。
真ん中あたりまできたら、自転車を柵に立てかけて写真を撮ろうかと思ったけど、風はビュービュー吹きつけるし、大型車両が多くて足元はグラグラと揺れっぱなしだし、いささか怖くなってサッサと渡ることにした。

きょうの距離は40.2㎞。
次回は久しぶりに山へ行きたいな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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