花火は自宅で見よう

ロッキーマウンテンやサンタクルズの製品ではありません

きょうは月曜(6日)に預けておいた愛車ナイナーを引き取りに、行きつけのマウンテンバイク・プロショップ〈M.D.S〉に行ってきました。
先週土曜(4日)、久しぶりに走ったトレイルでブレーキの不具合が発覚し、てんちょに修理を頼んでおいたのです。

時節柄、この店でも画像のようなアルコール消毒用スプレーが置いてある。
でも、あれこれ雑談しているうち、2メートルとされているソーシャル・ディスタンスが縮まってしまうのは如何ともし難い。

左が新品、右が私の使っていたブレーキパッド

ブレーキの不具合の原因は、主としてエアかみ、オイルの汚れによるもので、パッドもかなり磨耗していた。
もう2〜3回、里山に行ったら、ローターを傷つけてしまいかねない状態。

てんちょに説明を受け、店の前を走ってみて、愛車がすっかり〝完治〟していることに一安心しました。
あとは、てんちょ&スタッフの息子さんと、これから先、コロナ禍がいつまで続くか、お互いどれだけ〝打撃〟を受けることやらと、しばし雑談。

明るいうちにスゴスゴと帰宅し、テレビやネットでニュースをチェックしたら、隅田川と長岡の花火大会が中止になったという。
あちゃー。。。

野球や相撲やラグビーが見られなくなったのは確かに寂しい。
しかし、花火大会が中止になったことには、さらに加えて、日本古来の風物詩が失われたような喪失感を覚える。

ちなみに、我が家(古いマンション)には山下清さんのリトグラフ、日本の三大花火が飾ってある。
いつかは自分も花火を打ち上げられるような物書きになりたいなあ、と思って。

そういう自分の夢はまだ叶えられていませんが、改めてリトグラフをじっと見ていると、〝裸の大将〟の作品には改めて引き込まれる。
華やかな花火の数々が目の前に広がり、ドドーン!パチパチパチパチ、という爆発音まで聞こえてきそうな気がします。

山下清のリトグラフ『長岡の花火』
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る