朝散歩&チャリ散歩

皇居周辺の歩道を走るジョガーたち

基本的に、東京に緊急事態宣言が出てからも毎日の朝散歩、定期的なチャリ散歩は続けるつもりでいます。
散歩やジョギングは都と政府が定義する「不要不急の外出」には含まれておらず、自転車での街乗りもその延長線上にあると考えていて、どちらも常にひとりでやっているから。

きょうは午前中、ロードバイクでまず九段下から千鳥ヶ淵へ向かい、久しぶりに皇居周辺を半周。
最高気温20℃とポカポカ陽気だったからか、歩道では半袖半パンで走っているジョガーが結構いましたね。

レインボーブリッジの出入口前にはこんな看板が

皇居を半周すると、築地を抜け、これまた久しぶりのお台場へ。
海浜公園から海を眺めながら弁当でランチといくか、と思ってたんだけど、公園周辺には工事用の白壁とフェンスが張り巡らされていて、海岸へ降りていける場所がどこにもない!

レインボーブリッジの出入口まで行って看板を見たら、東京オリンピックの準備工事のため、公園全体の「利用を休止します」とある。
それならとお台場を流そうにも、このあたりは以前よりも大型車両が増えていて、トロトロ走っていたら危なっかしくて仕方がない。

というわけで、帰途にマルエツで晩ご飯のおかず、というより酒のつまみを買ってしょんぼりと帰宅。
走行距離33.8㎞と、運動としても軽く汗をかいた程度で終わっちゃった。

しかし、きょうはまだサイクリングができただけマシかもしれない。
今後も感染拡大が広がるようなら、こうしたチャリ散歩も「不要不急の外出」に含まれる恐れが出てくる。

現にフランスのパリでは、自宅から半径1㎞以内、1時間以内限定で散歩やジョギングを認めていたけれど、きょうからそれも禁止になった。
アメリカのサンディエゴ在住の知人によると、食料品の買い物にも行かないようにと市が警告しているそうです。

東京でもそうならないよう祈りながら、毎朝30分の散歩、週に2〜3時間の街乗りやトレイルだけは何とか続けたい。
なお、お台場から帰宅した午後2時以降はずっと家に引きこもっております。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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