東京スポーツ『赤ペン!!』251

新型コロナウイルスの感染が拡大を続けているいま、プロ野球界も毎日毎日、刻一刻と情勢が変わる。
そのたびにこちらも取材に走り、新たな情報を取っては原稿を書き直し、差し替えなきゃならない。

野村克也さんが亡くなり、追悼原稿を書いていた先月が、もう随分昔のことのように思えます。
もしノムさんがまだ生きていたら、新型コロナウイルス感染拡大による開幕延期をどのようにボヤき倒しているだろうか。

WHO(世界保健機関)がパンデミック宣言を行ったのは新型インフルエンザが発生した2009年以来。
ノムさんが楽天監督として采配を振るった最後のシーズンである。

この年5月、楽天では移動中のマスク着用を義務化している。
が、野村監督だけはマスクをせず、こう言ってのけた。

この続きはコチラからアクセスしてどうぞ!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る