この3年間、毎週金曜の朝だけは、TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』に出演するため、ハイヤーで送り迎えしてもらいました。
行きの車中、スマホで撮影してはSNSにアップしていたのがこの画像。
外堀通りの向こうにわが母校・法政大学の学び舎が見えるたび、「今週もわが母校を横目に見ながらTBSに向かっております」と“おはツイ”していた。
途中から面倒臭くなって、「見ながら…以下同文」にしちゃったけどね。
最後の出演終了間際には、森本さんから過分な労いの言葉をいただきました。
スタジオから出ると、その森本さんをはじめ、TBSラジオの重役、レギュラーコメンテーターの伊藤さん、ラジオキャスターの近堂さん、プロデューサーのKさん、担当ディレクターのSさんに勢揃いされて拍手と惜別の挨拶。
すでに一度、東京都下に外出自粛要請が出される随分前に、内輪の送別会を開いてもらっていたので、正直、ここまで温かく送り出されるとは想像もしていませんでした。
改めて餞別までいただき、柄にもなくジ~ンとしてしまい、オレの人生でこんなことはもうないだろうなあ、とシミジミ思った。
さらに、出演終了後はSNSに「お疲れ様リプ」が続々。
こんなにいっぱい「ありがとうございました!」と返信したのも初めてで、オレの人生で…以下同文。
…と、ゆっくり感慨に耽っている間もなく、TBSを出たらハイヤーで千葉のZOZOマリンスタジアムへ。
スタジオから出るのが8時12分過ぎ、佐々木朗希の2度目のフリー打撃登板が9時半前後予定だったから、電車を乗り継いでいたら間に合わない可能性が高いので、特別に最後のハイヤーを使わせてもらいました。
この日の佐々木朗は3年目の安田尚憲、2年目山口航輝と、ともに甲子園出場経験のある高卒入団選手の先輩と対決。
それぞれの打者に真っ直ぐ、スライダー、フォークを交えて20球ずつ、計40球を投げ、ヒット性の当たりは2~3本、最高速度は156㎞。
前回同様、この日もコントロールがいまひとつで、「よかったボールも悪かったボールもあったので、もっといいボールがいくよう調整していきたい」と佐々木朗。
ロッテはきょうから3日間、諸情勢に鑑みて練習を中止、休み明けには実戦形式のシート打撃に登板することになっている。
ただ、その取材の成果をラジオでしゃべることはもうありません。
リスナーのみなさん、改めて、3年間のご愛顧、どうもありがとうございました!