プロ野球の開幕が早くとも4月24日まで延びたことにより、練習試合のスケジュールもいったん白紙に戻されました。
こうなると、ここまでのオープン戦や練習試合でケガをしてしまった選手は泣くに泣けません。
とくに、21日の阪神戦で死球を受け、右手親指付近を骨折したヤクルト・嶋が不憫でならない。
骨折が完治するには1カ月半~2カ月かかるけれど、願わくばそのころ、プロ野球が開幕にこぎつけ、嶋がグラウンドに立つ姿を見たいと思う。
東日本大震災によって開幕延期となった2011年、楽天の選手会長を務めていた嶋は、本拠地・仙台での慈善試合の前、感動的な挨拶を行った。
「見せましょう、野球の底力を!」
いまこそ、嶋自身の底力を見せてほしい。
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