マスクは何十枚必要なのか

きのう、父親からマスクが送られてきた。
6日付Blogでマスクを自分で作ってみたと書いたりしたものだから、心配になって地元のスーパーやドラッグストアを探し回ってくれたらしい。

やっとマスクを見つけた店は、都内のような大行列ができているほどではないけれど、やはり一人一袋に限定されていたと聞きました。
まったく、いくつになっても親はありがたいものです。

ほかにも、メディア関係者の友人が「少ないけれど使ってください」と、マスクをポンとプレゼントしてくれた。
これで当分の間、自分でマスクを作らなくても済みそう。

マスコミ業界の中には、マスクを自宅の押し入れに100枚、持ち歩くバッグに10枚と、大量の備蓄を抱えた人もいる。
随分手回しがいいなと思ったら、この人はもともと花粉症持ちなのか、コロナウイルスが流行る前から定期的にマスクを買い込んでいるんだとか。

そのコロナウイルスの感染拡大がいつごろ終息するかはまだまだ不透明。
きょうは午後から東京ドームへオープン戦・巨人−楽天の取材に行ったら、アルコール消毒と検温を再入場の際も義務付けるなど、チェックが一層厳しくなっていた。

試合前、試合後の囲み取材にも新たな規制が設けられ、これまでのように廊下、ベンチ裏、インタビュールームなどでぶら下がるのはNG。
巨人、楽天ともにグラウンド上で適度な距離を置いて行うように、と広報担当から通達されています。

もちろん、その取材の輪に加わるには、必ずマスクを着けていなくてなりません。
このぶんでは、今年何枚マスクが必要になることか、まだまだ不安は尽きないのであります。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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