新型コロナウイルスが猛威を奮っている中、われわれ野球記者は連日オープン戦の無観客試合へ足を運んでいる。
すべての球場の受付では、報道陣用の名簿に社名と氏名を記帳したら、必ず両手をアルコール消毒し、検温を受けなければならない。
東京ドームでは係員が赤外線温度計を取材者の額にタッチ。
ZOZOマリンスタジアムでは体温計を耳の穴に入れるよう報道陣に求め、熱がないかどうか確認していた。
NPB(日本野球機構)とJリーグが共同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」はきょう、都内に集合して今後の対応を協議。
NPB側はかねて議論されていた公式戦をレギュラーシーズンの開幕を延期するか否か、本格的な検討を進めている。
ここで出された意見を専門医などで組織する「専門家チーム」に報告し、その答申を待って最終的な判断を下す、とされているのが今週12日木曜の予定。
しかし、現在も感染者が増えている折から、早めに結論が出されるかもしれない。
というわけで、この連載もいつもより早くアップしました。
果たして開幕延期は現実となるのか、その場合は日程がどのように変更されるのか、あるいは公式戦も無観客試合として行うことはできないのか。
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