野球日和の無観客試合

ZOZOマリンスタジアムの正面玄関にこんな告知が

きょうの取材もロングインタビューと無観客試合の2本立て。
朝9時ごろ、飯田橋駅前の交差点でしばらく東京マラソンを見物したあと、総武線でZOZOマリンスタジアムへ向かいました。

東京マラソンは先週、TBSラジオでも予想した通り、ナイキの厚底シューズ、2種類のペースメーカーのおかげでかなりのハイペース。
思わず、自宅へ取って返してテレビ観戦したくなったけれど、試合前にインタビュー取材の予定が入っていてはそうもいかない。

きょうは最高気温17℃で、ZOZOマリンに着いた午前11時ごろはポカポカ陽気。
にもかかわらず、いつもならフードトラックや屋台がズラリと並び、大勢のお客さんが集う球場前広場はガラ〜ンとしている。

もったいないなあ、と思いました。
せっかくの行楽日和、野球観戦日和なのに。

球場の関係者入り口では、きのうの東京ドームと同じように義務化した検温。
きのうは額だったのが、きょうは耳の穴で、OKが出たら「検温済」というカードをNPBのパスに入れるよう係員に求められた。

NPBのパスに「検温済」の表示を入れることも義務化

楽天の練習終了後、最初の取材のロングインタビューが実に面白かった!
以前から知っている球界人ではあったけれど、じっくりお話を伺ったのは初めてで、これほど聞く前と聞いた後で印象の変わったケースもなかなかない。

試合は昨オフ、ロッテから楽天に移籍したばかりの涌井、ロッテで先発の柱を担う西野がどちらも好投。
ロッテでは、代走で出場した育成選手・和田がセカンドゴロで三塁から本塁から生還し、スタンドを…じゃなかった、記者席を沸かせた。

こういう支配下契約を目指してハッスルしている選手を見るのも、ファンにとってはオープン戦観戦の大きな楽しみなんですけどね。
ただ、今年の成長ぶりを見たかったロッテ・安田が4タコ、楽天・オコエが併殺打1個で途中退場してしまったのは残念。

プロ野球の未来を担う若いみなさん、明日からも頑張ってください!
私はしばらく、3日続いたインタビューの原稿執筆に専念します。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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