今年も一応、宮崎と沖縄で舌鼓を打った名物料理の画像をアップしておきます。
いずれも一人3000〜5000円程度のリーズナブルなお店限定で、元球界人経営のお店、高級な肉屋や寿司屋などは割愛(すみません)。
まず、宮崎入りした1月31日、さっそく駆けつけたのが〈地鶏屋修ちゃん〉。
ココは球界もマスコミも贔屓にしている関係者が多いので、なるべく空いているキャンプ序盤のうちに行っておくに限る。
去年は上得意の某カープOB(しかも郷里と大学の先輩)に二度も遭遇。
今年はキャンプイン前日ならさすがに来てないだろうと思い、そそくさと地鶏をパクついてきた。
そうしたら、翌日に巨人キャンプでその某カープOBにバッタリ。
しかもいきなり、「きのう〈修ちゃん〉にいったんじゃないの?」と、ドンピシャリ図星のツッコミ!
その場で、へへ〜っ! と平身低頭。
おかげで〈修ちゃん〉には一回しか行けませんでした。
キャンプ初日の2月1日は、去年行きそびれた宮崎市大工町の〈古澤〉へ。
もつ鍋と言えば辛い出汁に鷹の爪が定番ですが、ココは甘い出汁が特長です。
コレが美味くて、ハマったら普通のもつ鍋を食べたいと思わなくなる。
もつはもちろん、丸腸、牡蠣が絶品で、雑炊まで堪能しました。
居酒屋〈田舎もの勝平〉は宮崎では珍しい全面禁煙のお店。
しかも、他の店にはあまりない延岡の地酒・千徳が飲める。
コレをチビチビやりながらいただく地物の刺身や焼き魚がまた最高!
画像は北浦で取れたアジの開きで、大将手作りの大根おろしの三毛猫は芸術作品と言ってもいいでしょう。
ココも去年行きそびれていた韓国料理屋〈タバン草乃家〉。
画像の豚足は日本全国ココでしか食べられない名物メニューです。
球界の常連客も非常に多く、巨人やソフトバンクの選手やスタッフと何度鉢合わせしたことか。
マスターやママさんとの付き合いも古く、そろそろ30年になる。
メーンはいつもプルコギを選択するのですが、テージカルビも美味い。
長嶋監督時代は1カ月宮崎にいたので、何度か通って石焼ビビンバや冷麺も食べたものなのに、いまではとても無理なのが残念。
沖縄では、3年続けてお邪魔している美栄橋の居酒屋〈蛍〉の料理がやっぱり美味かった。
画像はお通しですが、5種の塩辛だけでいつまでも泡盛を飲んでいられそう。
この日は宮古島出身のご主人が考案したというオリジナルの餃子とおでんが最高でした。
しかし、ココを紹介していただいた業界の先輩Sさん曰く「この店の隠し技はまだまだ、こんなもんじゃないよ」。
沖縄から帰京する2日前の夜、元大学教授の知人Mさんに呼ばれて、有名な琉球料理店の老舗〈うりずん〉へ。
Mさんに「ぜひ食べて行って」と言われたのが、昔の琉球王朝の宮廷料理ミヌダルとドゥルワカシー。
ミヌダルは、豚肉の薄切りをペースト状にした黒胡麻で包んで蒸したもの。
ドゥルワカシーは芋(ターンム)に豚肉やかまぼこを練り込んだ料理で、どちらも意外にあっさりした味でしたね。
沖縄最後の夜は、地元在住のライターMさんのお招きで、美栄橋の小料理屋〈喜作〉で新たな名物料理を堪能しました。
とくに、画像下の深海魚なわきりの塩焼きが絶品!
沖縄というと肉系、せんべろ系、チャンプルー系の料理が定番。
魚だけは身が締まっていなくてちっとも美味しくない、と思い込んでいましたが、なわきりを食べて印象がガラリと変わった。
いつでもあるメニューではないらしく、この日は常連のMさんのオーダーだったから出てきた可能性も高い。
このほかに食べた巻き寿司のまつり寿し、宮崎にも負けない地鶏焼きも最高!
ただ、この日はキャンプ出張最終日だったため、胃腸も肝臓もヘトヘト。
もっと元気だったら、もっといろんなメニューを注文できたのになあ、と悔しくてなりません。
なお、きょう紹介したお店の中では、この〈喜作〉だけがひとり6000円近くと、ちょっと高めなんだけれど、まあ、そのぶんネタも上等だからね。
夜7時以降は混んでいるので、なるべく早めに予約した上でお訪ねください。