傍目には楽しそうに見えるかもしれませんが、実際のキャンプ取材は極めて地味なものです。
毎日毎日、一日中じっくり練習を見ては、選手の手応えや首脳陣の評価を聞いて回るという作業の繰り返しなのだから。
私は例年、広島の日南キャンプへ行くには、宿を取った宮崎市から、一般のファンと同じように公共交通機関を使います。
往路の路線バスは約1時間50分で1860円。復路のJR日南線は約1時間20分で1130円。
他球団が軒並み休養日で、広島だけが練習を行った5日の夕方は、帰りの車両がファンでぎゅうぎゅう詰めだった。
最近癌から復帰した山本浩二さんが監督をしていたころには考えられなかった現象で、昨季は4連覇を逃したとはいえ、まだまだ全国的なカープ人気は高いことを実感しました。
その広島では、キャンプ序盤から若手投手の激しいサバイバルレースが行われていた。
今回は、そんな無名の若手にスポットを当ててみました。
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