サファテが投げ、柳田が打つ⚾

午前中、二軍用の第2球場で特打をしている柳田

キャンプ3日目は宮崎でダントツの一番人気を誇るソフトバンクへ。
カープと同じように、まずは日ごろお世話になっている広報担当者をはじめ、球団関係者の方々に「今年もよろしくお願いします」とご挨拶。

ちょっとビックリしたのは、昨年まで坊主頭に口ヒゲ、顎ヒゲだったT尻広報が、ヒゲを剃って普通の髪型にしていたこと。
向こうから「おはようございます!」と声をかけられても、誰だかまったくわからなかったほど。

ここで長々とお互いの近況報告などしながら、ベースランニングを見物。
最初は全力疾走していたように見えたバレンティンが、終盤は明らかにスピードを落としていたのがおかしく、スタンドの笑いを誘っていました。

練習の目玉は、まず投手陣で〝元守護神〟サファテが初めて捕手を座らせて投球練習を開始。
本人曰く「アメリカでも捕手を座らせて投げていたけど、やっぱり慣れ親しんだ傾斜のあるマウンドで、このユニフォームを着て投げることには、非常にスペシャルな感じがあるね」と、コメントのキレも戻ってきた感じ。

野手陣では、リハビリ組に入っている柳田が午前中、ひとりで特打を敢行。
これが始まると、王会長もさっそく視察に駆けつけてきた。

柳田本人は時折、スイングの合間に「アカン!」と吐き捨てていたけれど、後ろで見守っていた新井二軍打撃コーチによると、「何の心配も要らない」とか。
新井さんは現役時代に2076安打を記録、松中が2006年に球界初の7年契約を結んだときの一軍打撃コーチでもある。

そこで、柳田の状態はどうか、今後はどのように調整していくべきか、じっくりと教えていただきました。
これはそのうち、仕事で書く機会があるかな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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