【明日31日AM8:00生出演!】TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』146

明日は例年通り、TBSでこの番組のスタジオ生出演を終えたら、羽田空港に直行して宮崎に飛ぶ予定です。
となったら、明日一斉に始まるプロ野球キャンプの話題をしゃべらないわけにはいきません。

キャンプ初日のトップニュース候補は何か?
ヤクルトのドラフト1位・奥川泰伸が二軍スタートとなったので、ロッテ・佐々木朗希がスポーツ紙の1面やテレビ・ネットのヘッドラインを飾る可能性が一番高い。

と思っていたら、某スポーツ紙のデスク曰く、「いや、意外と西武に14年ぶりの復帰を果たした松坂大輔じゃないですかね?」。
そう言われれば、久しぶりに松坂が袖を通したライオンズのユニフォーム姿は、オールドファンの琴線を大いに刺激してくれた。

当時の松坂はとにかくタフだった。
1998年夏の甲子園で778球を投げ、その秋のドラフト1位で西武に入団すると、翌99年はオープン戦から好投を披露。

まだ交流戦もなければ屋根もなかった西武球場の巨人戦で、ドラフト1位の高橋尚成と投げ合ったときから、ファン、記者、評論家の目を丸くさせていた。
巨人・後藤孝志に〝初本塁打〟を浴びると、試合後には悪びれもせず「ナメ過ぎました」とコメント。

で、シーズンに入ったらあれよあれよという間に16勝を挙げ、最多勝を獲得。
そんな輝かしい一歩を踏み出した西武に戻ってきた松坂がいまになって、「1年目はストレスで腸炎になりました」と告白していたのが笑わせる。

と、ここまで書いてきて気がついたんですが、明日は沢尻エリカの初公判があるんですね。
スポーツ紙の1面はそっちかな。

もちろん、野球以外のネタも用意してますよ。
今週もよろしくお願いします!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る