走れ走れ、佐々木朗希!🏃‍♂️

約1000人のファンの前を走るロッテの新人たち 右端の4番手が佐々木朗希

きょうも朝6時20分に起床し、ロッテの新人合同自主トレ初日の取材でZOZOマリンスタジアムへ。
例年は二軍のロッテ浦和球場で練習が行われるのだが、〝令和の怪物〟佐々木朗希を目当てにファンとマスコミが多数詰めかけることが予想されたため、急遽一軍の本拠地に変更。

その甲斐あって、無料解放された外野スタンドには約1000人のファンが集合。
奥川泰伸が練習を始めた先日のヤクルト戸田球場と同様、マスコミも60〜70人が押し寄せました。

毎年のことながら、ロッテの新人合同自主トレのメニューは結構ハードかつ濃密です。
朝は座学から始まり、「プロフェッショナルとして空気を作れる名人になってほしい」という実業家の講演を新人たちが拝聴。

その「空気作り」のトレーニングの一環として、2分間で何人の相手と目を見つめ合い、名前を名乗って握手できるかを競う〝握手競争〟が行われた。
プロ野球の新人には人見知りが多いから、コミュニケーション能力を養う意味でもうってつけのメニューかもしれない。

その後、グラウンドに出てきて、定番のウォーミングアップ、キャッチボール、内野ノック続き、午前中の最後に名物メニューの12分間走。
序盤こそ最後尾だった佐々木朗は徐々にペースを上げ、息を切らしながらも7人中3位でフィニッシュ。

昼食のあとは、体幹、ウエートトレーニングを行った。
佐々木朗本人いわく、この昼食を挟んで行われた12分間走、体幹、ウエートトレが一番キツかったらしい。

さらに、午後3時過ぎから外野スタンドに詰めかけたファンのため、グラウンドにテーブルを置いてサイン会。
約40分間、200人以上ものファンが差し出す色紙、ボール、キャップ、レプリカユニフォームにせっせとマジックペンを走らせていました。

これだけではまだ終わらず、一日の締め括りはメディアのための記者会見。
卒業式を控えた高校生にとっては、心身ともにかなりの労働量と言える。

ちなみに、夜はしっかり寝ているそうで、睡眠時間は8時間ちょっとだとか。
原稿も書いて送ったことだし、おれもそろそろ寝よう。

2日連続早起きしたおかげで、眠くて眠くてしょうがない。
明日、明後日は人並みに休日気分を味わう予定です。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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