年明け早々、ゴーン被告がレバノンで会見を開いたり、イランがイラクの米軍基地を攻撃したり、何かと国際情勢が騒がしい。
こんなときにスポーツのおしゃべりなんかしても、聞いてくれる人がいるんだろうか。
実際、NHKのニュース7も、アタマから延々と外国の話題ばかり取り上げて、スポーツ関連のニュースは1本だけ。
それも大相撲の初場所前、宮城野部屋の石浦が幕下の宝華鵬が稽古中に殴り合いをやり、1カ月20%の減俸処分を受けた、という言わば不祥事ネタでした。
相撲の稽古場では、思わず熱くなって喧嘩腰の揉み合いに発展する、というのはよくあることではある。
今回のようにゲンコツで殴り合ってはいけないけれど、土俵を割った相手にダメ出しして羽目板に突き飛ばす、などという場面なら昔はしょっちゅうだった。
ちなみに、宝華鵬は昔、白鵬の付け人をやっていたお相撲さん。
彼に対する横綱の可愛がりようもハンパではなかった。
取材でも大変お世話になり、面白い裏話をいっぱい聞かせてもらった。
白鵬のモンゴル里帰りに同行するときは、白鵬が成田の免税店で山と買い込んだ土産物を持ちきれず、「運ぶの手伝ってくださいよ!」と言われたこともある。
いろいろとトラブルの多い大相撲ですが、アメリカとイランの国際問題に比べると、まことに平和なものですね。
というわけで、明日は今年最初の生放送、どうぞよろしくお願いします!