例年以上にノンビリ、まったりした実家での正月休みもきょうでおしまい。
もののついでに、ふるさとの町を散策しながらスマホで撮った写真をアップしておきます。
竹原が生んだ最も有名な政治家と言えば、「所得倍増計画」を提唱し、高度経済成長期の旗振り役となった池田勇人元首相。
竹原美術館には池田の所蔵品が展示されており、近くにこの銅像が建っている。
ちなみに、池田の銅像は広島城の近くにもあって、そちらは背広姿で、こちらはご覧のような着物姿。
一応、ここも観光名所ということになっているけど、記念写真を撮っている観光客は見たことないなー。
この森川邸は、本川を挟んで町並み保存地区の向かいにある観光名所のひとつ。
国の重要文化財にも指定されており、平日は内部を見学することもできる(料金は大人300円)。
右隣の建物は名所でも文化財でもないんですが、こちらもなかなかノスタルジックな雰囲気を漂わせていますね。
ここを観光客相手のレストランに改装したら流行るかも?
森川邸のすぐ近くには、まだ一昨年の西日本豪雨で川縁が崩れたところが残っている。
ぼくが子供だったころ、この支流の水は結構きれいで、従兄弟や近所の子供たちと水遊びをしていた。
早く復旧してほしいですね。
今年もまた大雨が降ったりしませんように。
ここはJR竹原駅前の商店街。
ぼくが子供のころはお年玉を持って本屋やおもちゃ屋で買い物をしていた。
ここにある〈和洋菓子 末広堂〉は竹原きっての菓子店でケーキが有名。
正月三が日もお土産を買いに来ている観光客で賑わっていました。
しかし、ぼくがよく本を買っていた本屋は閉店し、周囲の店も代替わりできずに休業するところが増えている。
何とか盛り返してほしい、とは思うものの、なかなかそうはいかない事情もあるようです。
現在、竹原のショッピングの中心となっているのはこの大店舗型モール。
食品、酒類、薬品、家具、家電のEDION、本屋&レンタルショップのTSUTAYAと、生活に必要なものはほぼここで賄える。
ラーメン屋、牛丼屋、焼肉屋、お好み焼き屋と、食事のできるレストランや飲食店もいっぱい。
さらに、眼鏡屋や図書館まであるんだから、田舎暮らしをしている人たちにとっては、ここでほとんどの用が足りてしまう。
ただし、問題がひとつだけあって、ほとんどの竹原市民がここに通うには、車を運転しなければならない。
これがここ数年、日本全国で事故が続出している高齢者ドライバーの問題とつながっている。
と、社会問題とわが故郷の現状に思いをめぐらせていたら、おふくろがぼくを呼んだ。
「お~い、英一! お昼ご飯ができたど~!」