荒川河川敷は今

今月4日以来、3週間ぶりに荒川河川敷を走ってきました。
台風19号襲来後、今回が4回目のサイクリングで、前回に引き続き、現在の復興の状況をリポートします。

最初は例によって、新荒川大橋野球場。

今月4日の新荒川大橋野球場
きょうの新荒川野球場にはたくさんの新たな土が

ここでは、きのうまでの雨でまた水溜りだらけになったグラウンドに、新たな土が届けられていた。
それ以上に修復が進んでいるのが、この先の荒川岩淵関緑地バーベキュー場。

10月20日の荒川岩淵関緑地バーベキュー場
1カ月以上経った同所はここまで再整備が進んでいた

しかし、この先の新東京都民ゴルフ場からは一向に水が引かない。

今月4日の新東京都民ゴルフ場
きょうのゴルフ場は最近の雨でまた水溜まりが大きくなっていた

ここはいつまで経っても水が引かず、引いても芝を張り替えなければならない。
その資金繰りのメドが立たない上、来年以降も台風被害に遭う可能性があることから、すでに廃業が決定しています。

この先の荒川右岸サッカー場も汚泥に覆われたまま。

先月26日の荒川右岸サッカー場
きょうのサッカー場はまだ汚泥に覆われ、ゴールポストも倒れたまま

どんなところも復興は一朝一夕にはいかない、と改めて痛感。
荒川河口まで行って帰ってきた本日の走行距離は53.0㎞でした。

背後に見えるのは荒川河口橋
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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