両足のサイズが違っていた

ニューバランスのセール品、定価14,850円のところ10,395円、ポイント引きで9,077円

突然、左足の母趾球が痛み始めた。
自分ではふつうに歩いているつもりでも、「赤坂さん、足痛めてるんですか?」と聞かれるレベル。

こんなところが痛くなったのは初めてで、新宿三丁目の小守スポーツマッサージ療院に行った際、かかりつけのSトレーナーに症状を訴えた。
すると、「母趾球周辺のクッションとなっている肉に必要以上の負荷がかかっているために起こる症状」だという。

では、なぜそういう余計な負荷がかかるのかというと、「足裏のアーチが崩れて左右のバランスが取れなくなっているから」らしい。
ぼくは左足の母趾球が痛いのだが、「右足のアーチが崩れていて、身体が無理にバランスを取ろうとしているため、左足に負担がかかっている可能性もある」とのこと。

こういうとき、いますぐできることは何か。
Sさん曰く「古いシューズを履いているのなら、ソールが厚くて重量が軽い、歩くのに適した新しいシューズに替えることです」。

ちなみに、Sさんがふだん使っているのはホカオネオネのクリフトン。
療院のすぐ近くにあるビックロ(ビックカメラ+ユニクロ)のMt.石井スポーツで買ったという。

マッサージが終わったあと、さっそくショップを覗いてみました。
店員さんに自分の症状を説明したら、「先に両足のサイズを測ってみましょう」と言われ、シューズ専用の計測器に足を乗せてみた。

そうしたら、左が25.5㎝、右26㎝と、左右のサイズが違っている!
店員さん曰く「右のアーチが崩れているので、バランスが崩れたために、その負担が左にかかってるんですよ」。

では、どういうシューズを選べばいいのか。
さらに店員さんが言うには、「ホカオネオネはトレイル専用のシューズなので、ふだん舗装路を歩くときには必ずしもお勧めできない」。

そこで出してもらったのが、ナイキとニューバランスのウォーキング&ランニング用シューズ。
両方とも履いてみた結果、いままでにない歩き心地を実感し、ニューバランスを選択しました(画像)。

しかし、足のサイズが縮んでいるのはショックだった。
以前は両足とも26.5㎝で、ABCマートでもずっとそれで通してたから。

石井スポーツの店員さんが言うには、「ソールの寿命は1年ぐらいだと思って買い替えてくださいね」。
そう言われて思い返すと、いま履いているのは2年以上経過した靴ばかり。

昔は、ほしかったナイキのエアジョーダンを手に入れると、ソールが裂けてエアが抜けるまで履き潰したもんだけどなあ。
しかし、そもそも、そんな履き方をしてたから、いまごろになって母趾球を痛めたのかもしれませんね。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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