【明日8日AM8:00生出演!】TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』135

きょうのスポーツ関連ニュースで一番気になったのは、スノーボード元冬季五輪代表の國母和宏が大麻取締法違反で逮捕された事件である。
国際郵便で密輸した大麻ワックスが約57gと量が多かったことから、営利目的輸入ではないかと見られるが、國母容疑者は否定しているという。

金に変えるつもりではなかったのなら、仲間内で楽しむためだった、という目的以外には考えられない。
しかし、本当の問題は、売るにしろ一緒に吸うにしろ、國母容疑者にそういう客や仲間がいた可能性が高いことだ。

そこに、同じスノーボーダーやXゲームの関係者はいなかったのか。
自転車ロードレースやメジャーリーグにおけるドーピングからもわかるように、スポーツ界における薬物スキャンダルには必ず仲間や手配師が存在する。

スノーボードの世界が〝薬物汚染〟されていると決めつけるわけではない。
ただ、この競技の関係者は國母容疑者を特例と考えず、スノーボード界全体で調査、反省するべき問題だととろ得る必要がある。

…という話は、明日はしません、たぶん。
初っ端はやっぱり、日曜に初日を迎える大相撲九州場所ですよ。

場所前の稽古場では、白鵬は意気軒高、御嶽海はマイペース、貴景勝はダンマリ、高安はしかめ面。
それぞれ異なる表情の裏側に何があるのか、一所懸命聞き込んだネタからスタートしようかと思います。

あくまで予定なので、当日変更となった場合はご容赦ください。
明日もよろしくお願いします!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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