荒川河川敷、そろそろ復興中

サイクリングというか、有酸素運動というかは実に不思議なものである。
しばらくやっていないと再開するのがひどく億劫なのに、いざ再開すると、1週間も空いたらまた走りたくなり、身体がウズウズしてたまらない。

というわけで、今週もロードバイクで荒川河川敷に行ってきました。
ゆうべは眠りが浅く、少々頭痛もしていて、やっぱりやめとこうかなあ、と直前まで内心逡巡してたんだけど、いざ走り始めたら、そんなことは頭からスッポリ抜け落ちてしまった。

いつものように池袋、王子を抜け、赤羽の新荒川大橋に出たころには、しっかりチャリをこぐ気満々。
ここから荒川河川敷を眺めると、やっと台風19号やその後の豪雨による水が引き始めていた。

前回10月26日、新荒川野球場はまだ大きな水溜まりが目立った
きょう11月4日の同所は前日の雨にもかかわらず水溜まりが減少
前回10月26日のゴルフ練習場はほとんど池
きょう11月4日はやっとここまで水が引いていた

河口近くのグラウンドでは、2面で野球、1面でサッカーと、少年少女たちの練習と試合も再開。
サイクリングロードの舗装路からもだいぶ水が引いて、やっと以前と同じように走りやすくなってきました。

新小岩〈五十番〉の酢豚ライス1080円

30㎞ほど走ったところで新小岩に寄り、〈五十番〉で遅い昼食。
注文する料理はいつも決まっていて、オムライス+野菜スープ、五目チャーハン+野菜スープ、それにきょうの酢豚ライス。

値段はすべて1080円で、消費増税のあとも値上げしてません。
味といいボリュームと言い、昔ながらの「町の中華屋」では、ここのコスパは東京で一二を争う、と言っても過言ではないでしょう。

しかし、これだけ食べたら、帰りは最低20㎞はこがなきゃいけない。
新大橋通りから荒川河川敷に戻ると、久しぶりに河口までえっちらおっちら。

本日の走行距離は52.4㎞。
ロード乗りとしては大したことないんだけれど、戸外の空気を感じながらこれだけの距離を動けるスポーツはサイクリング以外にはない。

また、身体中の血の巡りがよくなるからか、仕事の上でも様々なアイデアが浮かび、ポジティブな思考ができるようになる。
次はそろそろ山に戻りたいな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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