【明日1日AM8:00生出演!】TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』134

常々感じていることなのだが、この秋はスポーツ界の不祥事が非常に多い。
最近、マスコミを賑わせただけでもこれだけある。

大相撲・貴ノ富士が暴力、暴言で引退。
プロサッカー・湘南の監督がパワハラで退任。
高校サッカー・星稜の総監督が暴力、暴言で職務停止。
プロ野球・巨人コーチが不倫発覚で日本シリーズ直前に退団。
アマ野球・早実がわいせつ動画の発覚で秋季大会辞退。
ラグビー・W杯出場のウルグアイ選手が飲食店で暴行、器物損壊。
アメフト・慶大がのぞき、盗撮の発覚で無期限活動自粛。
テコンドー・選手の離反、スポンサー契約解除で協会理事総辞職。
ゴルフ・女子プロ選手がゴルフ場副支配人への暴言で活動自粛。

上記のうち、番組で触れたのは貴ノ富士の引退問題だけ。
そのほかは正直なところ、朝の番組で扱うにはふさわしくない話題が多い。

登場人物の知名度が低いから説明が必要で、「死ね」「殺すぞ」などという言葉もしゃべらなければならない。
しかも、こういうネタは詳しく話せば話すほど、聴いているほうはどうしてもだんだんイヤな気分になってしまうものだ。

それより何より、いまは東京オリンピックのマラソンと競歩の会場を札幌に変える、変えないで東京都、招致委員会、IOC、国際陸連が喧々轟々、侃侃諤諤の議論を繰り広げている真っ最中。
IOC側の突然の決定と頑なな態度には、この問題を取材しているメディア各社の五輪担当まで怒っております。

最初はやっぱり、この問題に斬り込まなきゃね。
あ、野球のネタも用意してますよ。

今週もよろしくお願いします!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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