昼は野球、夜はラグビー、体調は風邪気味

九回2死無走者で代打出場した鳥谷、阪神最後の打席はセカンドゴロ

台風19号の豪雨、強風に被災された方々に謹んでお見舞いとお悔やみを申し上げます。
今夜、予定通り横浜で開催されたラグビーW杯、日本−スコットランド戦では、国歌斉唱の前に黙祷が行われました。

その光景をテレビで見ていて、昼に東京ドームで行われたセ・リーグCSファイナルステージ、巨人−阪神戦の試合前にも黙祷すればよかったのに、と思わないではいられなかった。
そういう意味で、日本シリーズ進出を決めた巨人・原監督が、試合後の優勝インタビューで「台風に被災された方々にお見舞い申し上げます」と話していたのはさすがだったと思う。

台風一過のこの日、公共交通機関に遅れが出ることを考慮して、セCSの試合開始時間は午後2時から3時半に変更。
試合は前半、巨人の新人・高橋、阪神のFA新戦力・西と両チームの投げ合いになり、なかなかの好ゲームとなった。

勝負を決めたのは1−1の同点で迎えた六回、2死3塁からの巨人・丸の初球セーフティスクイズバントヒット!
ベンチのサインではなく、自分の判断だったそうで、試合後は「打席に入るときには常にいろいろなアイデアを考えている」とクールに解説していました。

取材後は東京ドームから自宅へと徒歩でそそくさと帰宅。
日本がスコットランドに競り勝ち、史上初の決勝トーナメント進出を決めた戦いぶりをじっくり見守りました。

とりあえず、準決勝と3位決定戦は観戦に行く予定なので、日本にはぜひそこまで勝ち上がってほしい。
準々決勝の南アフリカには4年前に一度勝っているし、アイルランドとスコットランドを倒せるほどの地力をつけているのだから。

野球もラグビーも火傷しそうな熱さですが、実はぼくは少々風邪気味。
ゆうべは気温23℃、湿度90%と結構蒸し暑く、エアコンをドライのままにしておいたのがよくなかったらしい。

ゆうべは床に就いてからも咳が止まらず、今朝もくしゃみを連発して、風邪薬を呑もうにも備蓄がない。
だから今朝、東京ドームへ行く前に神楽坂のドラッグストアに寄ろうとしたら、ココカラファインもくすりの福太郎も休業中。

飯田橋駅前のマツモトキヨシでストナの強力な咳止めを買い、どうにか野球とラグビーのダブルヘッダーをこなすことができました。
今夜はしっかり睡眠をとり、明日は久しぶりに自転車に乗ろうかと思ったら、昼過ぎからまた雨予報とは…あ〜あ。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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