【明日11日AM8:00生出演!】TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』131

正直なところ、ラグビーW杯がこれほど盛り上がるとは、夢にも思わなかった。
いや、それ以上に、自分がこれほどハマり、自ら何度も試合会場に足を運ぶことになろうとは、まったく想像もしていませんでした。

ここまで、自腹でチケットを購入し、スタジアムへ見に行ったプール戦はフランス−アルゼンチン、南アフリカ−イタリア、イングランド−アルゼンチン、アルゼンチン−アメリカの計4試合。
交通費を含めると十数万円が飛んで行った勘定であります。

貧乏ライターのフトコロにとっては大きな痛手だけれど、でも高かったとはちっとも思わない。
それぐらい、ラグビーW杯観戦には1試合1試合、新たな発見と感動があった。

ラグビーのコアなファンや専門ライターから見れば、私などはまだまだニワカでしかない。
でも、一応、フリーになったばかりの10年以上前、ラグビーを取材した経験はあるんですよ。

当時は、サントリーの監督だったころの清宮克幸さん(いまでは日本ハム・清宮幸太郎の父親といったほうが通りがいいか)、神戸製鋼のCTB(センター)だった元木由記雄さんにインタビュー。
もちろん、試合も見に行って、神鋼のSO(スタンドオフ)藪木宏之さんにラグビーの見方を教えていただきました。

その後、ラグビーの原稿を書くことはなかったが、いま多少なりともW杯の試合を楽しめるのは、間違いなくあのころの〝勉強〟が生きているから。
人間、どんな出会いがどんなところで役に立つかわかりません。

というわけで、明日のこの番組、日本はスコットランドに勝てるかどうか、という話題はもちろん欠かすわけにはいかない。
あっ、CS(クライマックスシリーズ )についてもしっかりしゃべる予定なので、プロ野球ファンの方もチェックしてみてくださいね。

今週もよろしくお願いします!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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