正直なところ、ラグビーW杯がこれほど盛り上がるとは、夢にも思わなかった。
いや、それ以上に、自分がこれほどハマり、自ら何度も試合会場に足を運ぶことになろうとは、まったく想像もしていませんでした。
ここまで、自腹でチケットを購入し、スタジアムへ見に行ったプール戦はフランス−アルゼンチン、南アフリカ−イタリア、イングランド−アルゼンチン、アルゼンチン−アメリカの計4試合。
交通費を含めると十数万円が飛んで行った勘定であります。
貧乏ライターのフトコロにとっては大きな痛手だけれど、でも高かったとはちっとも思わない。
それぐらい、ラグビーW杯観戦には1試合1試合、新たな発見と感動があった。
ラグビーのコアなファンや専門ライターから見れば、私などはまだまだニワカでしかない。
でも、一応、フリーになったばかりの10年以上前、ラグビーを取材した経験はあるんですよ。
当時は、サントリーの監督だったころの清宮克幸さん(いまでは日本ハム・清宮幸太郎の父親といったほうが通りがいいか)、神戸製鋼のCTB(センター)だった元木由記雄さんにインタビュー。
もちろん、試合も見に行って、神鋼のSO(スタンドオフ)藪木宏之さんにラグビーの見方を教えていただきました。
その後、ラグビーの原稿を書くことはなかったが、いま多少なりともW杯の試合を楽しめるのは、間違いなくあのころの〝勉強〟が生きているから。
人間、どんな出会いがどんなところで役に立つかわかりません。
というわけで、明日のこの番組、日本はスコットランドに勝てるかどうか、という話題はもちろん欠かすわけにはいかない。
あっ、CS(クライマックスシリーズ )についてもしっかりしゃべる予定なので、プロ野球ファンの方もチェックしてみてくださいね。
今週もよろしくお願いします!