東京スポーツ『赤ペン!!』222

カープ4連覇の可能性が日に日に遠のいている折、今回は改めて丸が抜けた〝3番の穴〟について考えてみました。
3番は今季、バティスタ、西川、野間、丸の人的補償で獲得した長野、それに飛躍が期待される3年目の坂倉が起用されていた。

しかし、結局は誰も定着するには至らず。
一時はハマったかに思われたバティスタがドーピング検査で陽性反応を示し、登録抹消となってからは、4番の鈴木が3番に回り、4番を松山が務めている。

「もういまから代わりの3番をつくっている時間はありませんからね」と、東出打撃コーチは苦しい胸の内を明かした。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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