東京スポーツ『赤ペン!!』220

「負けて悔しいから言うわけじゃないけど、木のバットでやったら、ウチが一番強いんです。
最近はとにかくパワー、パワーで、ランナーをためて、ボコン! なんて、本来の高校野球じゃないよ」

甲子園で熱戦たけなわの第101回高校野球選手権大会、その真っ最中にこう発言したのは明徳義塾の馬淵監督でした。
投手の球数問題ばかりが論議されている高校球界ですが、金属バットこそ球数を増やしている最大の要因だ、という声が少なくない。

私自身、プロ野球関係者からもこの〝金属バット元凶論〟=〝木製バット回帰論〟を聞かされている。
そのひとりが、かつての池田のエースだった巨人・水野投手コーチ。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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