原監督1000勝の夜

1000勝達成の試合後、二軍・三軍、チームスタッフや球団職員全員で記念撮影

きょうは午後イチで東京ドームに駆けつけ、巨人の某コーチにインタビュー。
先週から続いている某雑誌の高校野球特集の取材でした。

記者席でカープ戦を見ながらその原稿を書いていたら、巨人が勝って原監督が通算1000勝を達成。
試合後は様々なセレモニーが行われ、スタンドも大いに盛り上がった。

ヒーローインタビューは行われず、代わりに原監督が「1000勝インタビュー」でお立ち台に

正直言って、個人的にはそれほど感動しませんでした。
お互いトシもトシだし(私56歳、原さん61歳)、3度目の監督に就任したときから、今シーズン中に達成することはわかっていたので。

同じ東京ドームで見たセレモニーでは、1995年の原さんの引退試合、2001年の長嶋さんから原さんへの監督交代のほうが印象深かった。
どちらも、時代の転換点が示された場面だったから。

とはいえ、原さんがまだ現役の4番だった1988年から取材している私としては、それなりの感慨もありました。
…という話はいずれ、仕事で書きます。

今夜のレジェンズシートに巨人二軍監督だった川相昌弘、元広島カープ・大野豊両氏がいたのも何かの巡り合わせでしょうね。
原さん、おめでとうございます!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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