久しぶりの労組選手会取材

最近、プロ野球の行事はこのホテルの地下1階で行われることが多い

毎週毎週、同じことばかり書いているが、金曜日は本当に一日が長い。
嫌になるくらい長い。

今週はTBSから帰宅し、食事を摂ったあとで東京ドーム近くの某ホテルへ。
と書いたらどこだかすぐにわかってしまうけど、そこは一応、各メディアの記事に合わせて、あくまでも「都内ホテル」としておきます。

目的は画像にある通り、プロ野球選手会の臨時総会。
選手会は3年越しで「現役ドラフト」の導入を提唱しており、事務折衝のたびにNPBと意見交換しているから、現状はどうなっているのか、確かめておきたくなった。

「現役ドラフト」は読んで字の如く、現役選手をドラフトにかけること。
チーム事情などにより出場機会に恵まれないまま、いたずらにファームで年齢を重ねている選手たちを他球団に指名してもらい、新たな働き場所を与えようという救済制度である。

これに関しては近いうちに仕事で書きます。
記者会見では、この「現役ドラフト」のほか、12月1日に行われる新たな野球振興事業の発表もありました。

題して〈キッズ・ボールパーク inくらしき〉。
選手会、スポーツ用品メーカー19社で組織する野球・ソフトボール活性化委員会(球活委員会)が、野球振興及び西日本豪雨災害復興支援のため、倉敷市内の4カ所で幼稚園訪問事業を行うというもの。

この会見には炭谷銀仁朗(巨人)会長、大島洋平(中日)理事長に加え、久保田憲史・球活委員会代表理事、それに伊東香織・倉敷市長も出席。
まだ約6000人が仮設住宅で暮らしている倉敷市で、プロ野球選手が幼稚園児たちと直に触れ合える機会の意義を強調していました。

あ、もうオールスターが始まってる。
全セ先発の大瀬良大地(広島)がんばれ!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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