【明日14日AM8:00出演!】TBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』114

今週のプロ野球界最大のトピックと言えば、やはり日本ハムのドラフト1位新人・吉田輝星のプロ初登板初先発初勝利! でしょう。
これを語らずして何を語るのか? とまで言ったら他チームのファンの方々に怒られちゃうかな。

きのう、札幌ドームのマウンドに上がるまでは、吉田輝が勝てるなどとは誰もが夢にも思わなかったはず。
それ以前に、果たして何回もつか、5回までいかないんじゃないかと、北海道のファンにさえ心配されていたほどだった。

なにしろ、二軍のイースタン・リーグでは9試合に投げて0勝3敗、防御率4.15。
しかも、一軍昇格直前の巨人戦では、3回6安打6失点4四球とボコボコにされたばかりだった。

二軍ですら散々だった18歳が、セ・リーグ3連覇中、今シーズンも首位を走るカープの強力打線を抑えられるわけがない。
…というのが大方の、というより常識的な見方だった。

ところが、フタを開けてみれば5回4安打1失点と、しっかり試合をつくってプロ初勝利である。
さあ、次回登板はいつか? この調子で何勝できるのか?

しかし、カープの大瀬良もせっかく好投したのに、吉田輝の引き立て役に回ってしまいましたね。
そう言えば、海の向こうでは元カープのマエケンが元日ハムの大谷にホームランを食って負け投手になっている。

2016年の日本シリーズ以来、どうもカープは日ハムと相性が悪い、と思っているのはオレだけか。
このままじゃ、今年のシリーズで日ハムと対戦したらまたやられるぞ! なんて言ったら、他チームのファンの方々に怒られますね。

あ、一応、他のスポーツのネタも用意してます。
今週もよろしくお願いします。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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