10連休初日、里山は雨

左回りのループの途中にある空き地、マウンテンバイカーやハイカーの休憩地点でもある。

きのうのNHK『ニュース7』が、明治安田生命によるインターネットでのアンケート調査「10連休の過ごし方」の結果を伝えていた。
1位は「自宅でゆっくりする」で74.7%、以下順に「国内旅行」15.4%、「帰省」14.9%、「海外旅行」2.2%。

ちなみに、私の周囲には数日連休を取れる人はいても、10連休まるまる休める人はほとんどいません。
いつもお世話になっているプロ野球のみなさんはきょうから10連戦、チームによっては12連戦。

連休中、東スポはいつものように平日発行され、火曜発行の紙面には私のコラム『赤ペン‼︎』が載る。
金曜朝8時からレギュラー出演しているTBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』の放送も通常通り。

ということは、私も私の担当さんも、取材、執筆、打ち合わせと、毎週と同じお仕事をしなくちゃいけない。
…んだけど、10連勤、12連勤なんてやっていたら身体を壊しちゃうでしょう。

というわけで、きょうは今年11回目の里山トレイルに行ってきました。
S県H市方面は早朝4〜5時、結構雨が降ったのですが、この情報が地元在住のKさんからMessageで届いたのはすでにH行の急行に乗ったあと。

路面があまりにウェットならケガをする前に撤収しよう、と思って臨んだ右回りの1周目は予想以上に危なかった。
せせらぎや最初の上りまではよかったんだけど、後半はタイヤがぬかるみの上で縦に滑り、根っこの上で横に流れる。

場所によっては昨夜の雨でできた水の流れの跡が残っているところもあり、私のスキルではヤバイと感じたらすぐに降車せざるを得ず。
いったんスタート地点のお寺に帰り着くと、もうやめて帰ろうかな、とも考えたものの、とりあえず左回りで行けるところまで行ってみることに。

こちらも前半のもののけ坂まではズルズル、ヌルヌル。
それでも、後半の下りはいつもと同じように、ほとんど足つきせずに走れてホッと一息。

こういうスポーツは自分の中に良いイメージを上書きすることが肝心で、きょうのような悪い記憶は一日も早く削除してしまいたい。
でも、H市方面の天気予報を見ると、この連休中は真ん中の平日あたりでまた雨が降るらしい。

つまんねえなあ。
来週の土曜は諦めて野球を見に行くか…と言っては、いつもお世話になっている球界の方々に申し訳ありませんが。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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