【重版御礼】『広島力』達川光男・著、赤坂英一・構成

廣文館・広島駅ビル店ではなんと全ジャンルの書籍で1位を達成!

ツイッター、インスタグラム、フェイスブックでいち早くお知らせしたように、達川光男さんの著書『広島力』(講談社1000円=税別)の増刷が決定しました。
ここまでご支援をいただいた読者の方々、カープ及びプロ野球ファンの方々、球界とマスコミの関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

本書の出版が決定するまでには多少の紆余曲折があり、達川さん、講談社と合意に至ったのが昨年の暮れ。
今年のプロ野球シーズン開幕前に出したい、というご本人と版元の意向を受け、聞き取りに取り掛かったのが年明けの1月4日でした。

東スポ、TBSラジオ、WEDGE Infinityとレギュラーの仕事もしっかりやりながら、1月10日過ぎに本書の執筆をスタート。
開幕前に間に合わせるには1月末までに初稿を仕上げてほしい、と編集さんに言われた。

最低条件は400字詰原稿用紙にして200枚以上で、実際に書いたのは240枚。
1月は松が明けた4日以降、まったく休みがありませんでした。

それでも、こうして御好評をいただき、重版に至ると、苦労した甲斐があったなあ、と思います。
プロの物書きのくせに、月並みな言葉を使ってすみません。

大野豊さん、小早川毅彦さん、カープのトレーナー・福永富雄先生にも、過分なお褒めの言葉をいただきました。
最後に、著者・達川さんのコメントをひとつ。

「もっともっと、日本全国、いろんなところで、たくさんの人たちに読んでほしいよね。
わしゃ、この本で儲けようとは思うとらん。

わしの本を読んで、広島、広島の野球、広島の人間に興味を持ってもらえたら、こんなにうれしいことはない。
2000部や3000部なら、わしが自分で買うて配るけえ、もっと増刷してほしいと、講談社にも言うとるんですよ」

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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