ハマスタの記者席が変わった

3階の記者席からの眺め。ここからだとホームランの軌道が明瞭に見える。

今年初めて横浜スタジアムに行ったら、同郷で大学の先輩でもある某広島OBのKさんが感に堪えないようにこう仰っていました。
「よかったなあ、エレベーターができて!」

ハマスタでは昨年まで、ネット裏の記者席へ行くのにテクテク、テクテク、4階ぶんの階段を徒歩で上がらなければならなかったのです。
それが、今シーズンからエレベーターで上がれるようになった。

50代半ば過ぎの私やKさんにとって、これほどありがたいことはありません。
しかも、記者席の裏側にはトイレも完備されている。

去年まではいったん記者席を出て一塁側スタンドの裏まで用を足しに行かなきゃならなかったんだから、これも大きな違い。
記者席自体も席数が増加し、広々としていて、ゆったりと観戦できる。

来年はここが東京オリンピックで野球のメイン球場となる。
遅まきながら、ハマスタとDeNAも、世界のマスコミをお迎えする準備に本格的に乗り出した、ということでしょうか。

何? 球場設備の話はいいから、きょうのDeNA-カープ戦のネタを書け?
うーん、それに関しては、今週の東スポ『赤ペン!!』をお楽しみに、ということで…。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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