里山は〝害獣〟ハンティング中

右回りループ1周目、せせらぎポイントを超えたところ。私の愛車〈ナイナー〉の左側に小さな小さな川が流れています。

先週の土曜に続き、今年8回目の里山トレイルに行ってきました。
僅か1週間でも山の様相は細かく変わるもので、右回りループの途中、先日の強風で薙ぎ倒されたらしい倒木が2カ所。

ただ、走っても超えられる程度の細い木なので、ライディングには支障なし。
路面はそれほどドライではなかったけれど、ウェットでもなく、程よく締まっていて走りやすかった。

ちょっと驚いたのは、右回りのループの途中で、オレンジ色のジャンパーを着たハンターに出くわしたこと。
遠くから、パンパン! という銃声も聞こえたので、これはいったいどうしたことかと、林道で会ったハンターに聞いてみました。

「きょうは害獣駆除の日で、H市とO市の共同でこの一帯を回っています。
主に鹿、それに猪、たまに猿が出てくることもありますね」

「熊脅しの鈴の音が聞こえるけど、ハンターの人たちが付けてるんですよね。
ということは、熊も出るの?」

「うーん、どうかなあ、熊はいないんじゃないかな。
私は見たことありませんから」

土曜だから同好の士のマウンテンバイカーで混んでいるかと思ったら、先週ほど多くはなく、ソロやペアと何度か行き交った程度。
知人と立ち話をすることもなく、結構いいペースで走れて、11時半になる前には右と左の2周が終了してしまいました。

H駅前で昼ごはんを食べ、電車で都内まで帰り、買い物をして帰宅してもまだ午後2時。
休みの日は野球を見ないことにしてるんですが、ちょうど巨人−ヤクルト戦、DeNA−広島戦のテレビ中継が始まったところだったので、つい見てしまった。

でも、きょうは野球については何も書かないよ。
それではまた明日。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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