東京スポーツ『赤ペン‼︎』202


今週の話題は、まだ記憶に新しい選抜高校野球大会のヒーロー、優勝校・東邦の石川昂弥くんです。
優勝が決まってからしばらくのち、お父さんの尋貴さんがしみじみ語っていたお話を中心に、このスター選手がいかにして生まれたか、思い入れたっぷりに綴ってみました。

決して意識して追っかけていたわけではないけれど、私と東邦さんとの付き合いは古い。
同校が平成最初の優勝を果たした1989年のセンバツは、私が春夏通じて初めて甲子園で取材した高校野球大会だった。

当時の東邦野球部員でベンチ入りが叶わず、アルプススタンドで応援をしていたのが18歳の尋貴さん。
それから30年後、その無名の野球部員の息子が、平成最後の優勝を達成する主力選手なろうとは、誰が想像したでしょうか。

平成最初の優勝からは『失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち』、石川昂弥くんの取材からは『野球エリート 野球選手の人生は13歳で決まる』(ともに講談社)という2冊のノンフィクションが生まれた。
そりゃ「思い入れたっぷり」にもなりますよ。

というわけで、詳しくは本日の東スポ、大スポ、中京スポでお読みください!

※一部地域は翌日水曜発売。
※朝刊の九州スポーツも同日掲載(ただし紙面の都合上、水曜以降掲載となる場合もあります)。
※ネット転載は原則として翌日水曜日11時以降。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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