フリーライターは〝ひとりブラック企業〟

本番15分前の川相氏を放送席でパチリ! 右は初解説のお相手となったベテラン・山田透アナウンサー

最近、A先生は〝ひとりブラック企業〟と化している。
先月20日のメジャーリーグ開幕戦、アスレチックス-マリナーズ戦を取材して以来、16日間休みがないのだ。

明日も朝8時からTBSラジオ『森本毅郎スタンバイ!日本全国8時です』に出演するので、17日間連続勤務ということになる。
今月から施行された「働き方改革」では8日以上働いてはいけないことになっているから、おれはひとりで倍以上、改革に逆行している計算だ。

これでは身体がもたない。
現に、きのうは自宅の近所にある皮膚科の病院に行ったばかり。

実は、疲労とストレスのせいなのか、いつもはすぐに引っ込む腰や背中の湿疹がなかなか引いてくれないのです。
そこできのうは試合取材を休んだんだけれど、それでも原稿は書かなきゃいけない。

よし、きょうこそ休もう!
…と、昨夜一度は強い決意を固めたんですが、明日TBSラジオの仕事があると思うと、つい生のネタを拾いに巨人-阪神戦の行われている東京ドームへ足を伸ばしてしまう。

「そろそろこのへんで〝ひとり働き方改革〟をしなきゃいかん。
週末は球場から姿を消すぞ!」

…と、きょうニッポン放送で初解説に臨んだ川相昌弘氏に宣言しておきました。
みなさん、今シーズンはぜひ川相氏の解説をお聴きください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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