東京スポーツ『赤ペン!!』200

新タイトルカット『赤ペン!!』第4弾はマウンテンバイクのイベント〈第1回フリーライドゲームス〉での一コマです。
場所は高峯のMTBパークで、トロトロと走り続ける私を心配そうに見ているニット帽の女性は女子プロライダーの池田恭子さん。

このヒト、プロだけあってさすがに教え方が上手くてね。
何とかダウンヒルができるようになったのは、彼女のスクールに参加した経験が大きかった。

さて、今週の『赤ペン!!』、お題は「達川光男氏、イチローを語る」です。
あっ、待てよ、もう引退したんだから、「イチロー氏を語る」じゃなきゃいけないのかな。

日本のマスコミではプロ野球選手が引退した場合、それまでの呼び捨てから「氏」や「さん」などの敬称を付けるのがならわし。
実際、元ロッテのサブローも、日刊スポーツにコメントするときは「サブロー氏」と紹介されている。

そんなことはともかく、達川さんとイチロー、実は現役生活が1年だけかぶってるんですよ。
達川さんが引退した1992年、入れ替わるように(?)イチローがオリックスに入団した。

当時はセとパでリーグが違うし、交流戦もなかったから、もちろん対戦したことはなかった。
が、イチローが2年連続首位打者を獲得してブレーク中の1995年、達川さんはダイエー(現ソフトバンク)のバッテリーコーチに就任。

「あのころは対戦するたびにパカスカ打たれてのう。
それでも、イチローが唯一苦手にしとったピッチャーがおって…」

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※一部地域は翌日水曜発売。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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