インタビュー3連投

宮崎空港3階のレストラン〈夢かぐら〉の地鶏炭火焼1500円

今週はおととい、きのう、きょうと3日連続でインタビュー取材を行いました。
お話を聞いたのはすべて元投手のプロ野球OBで、月曜が東京・目黒のホリプロ、火曜は宮崎へ飛んでホテルのレストラン、そして水曜は千葉・浦安のホテルの会議室と文字通り東奔西走。

取材はすべてつつがなく終えられたけど、ちょっと迷ったのは火曜の夜。
せっかく宮崎へ行くんだから、その夜は一泊してまた地鶏でも食べようか、とも考えたんですが、翌日の午後に浦安へ移動しなければならないとなると、その日のうちに東京へ帰っておいたほうがいい。

というわけで、泣く泣く日帰りを選択。
毎年宮崎へ通うようになって約30年、どこの店にも寄らず、ひとりも知り合いに会わずに帰る弾丸出張は初めてだなあ。

…と思いながら、宮崎空港で帰りの便を待つ間、レストランで地ビール(日向夏ビールとひでじビール)の2杯セットと地鶏の炭火焼を注文。
注文を取ってくれた女子店員にお勘定を払おうとしたら、突然「赤坂さんですよね?」と言われたからビックリした。

「私、ホテルメリージュのフロントにいた〇〇です」

「あっ、気がつかなかった、ヘアスタイル変えたよね」

「このお店だと制服も違いますからね」

「いやあ、懐かしいなあ」

「まだメリージュに泊まってるんですか?」

「いや、それが、最近は1週間しか宮崎にいられなくてねえ…」

…と、昔話や近況報告をしている余裕はもはやなく、名刺交換だけしてそそくさと搭乗待合室へ。
よし、来年もう一度あの店に行こう、といっても空港だからなあ…。

一夜明けたきょうは浦安でインタビューを行い、今回のお仕事は滞りなく終了。
原稿は3月中旬発売の某雑誌に掲載される予定です。


スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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