鈴木光司原作、中田秀夫監督による日本ホラー映画の傑作『リング』(1998年)のアメリカ版リメイク作品『ザ・リング』(2002年)の続編。
前作が意外になかなか面白く、結構ヒットしたためか、オリジナル版の中田監督を担ぎ出して2匹目のドジョウを狙ったらしい。
ヒロイン・レイチェル役は前作と同じナオミ・ワッツで、物語は前作から6カ月後。
レイチェルと一人息子エイダン(デヴィッド・ドーフマン)がサマラ(ケリー・ステイブルス=オリジナル版では貞子)から逃れるため、シアトルからアストリアという田舎町に引っ越してきた矢先、ここでも呪いのビデオテープによる犠牲者が出る。
このサマラがレイチェルとエイダンを脅かすくだりが前半の見どころになるのだが、前作と似たようなパターンの繰り返しが多く、展開が予想できるのであまり怖くない。
とくに、バスタブの中からサマラが現れるシーンは中田監督自身の傑作『仄暗い水の底から』(2002年)の完璧な焼き直しで、いささかがっかりさせられた。
オススメ度C。
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※A=ぜひ!(^o^) B=よかったら(^^; C=ヒマなら(-_-) D=やめとけ(>_<)
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