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新潮45/5月号『カープ打線躍進を担う「小さな赤ヘル」東出輝裕』
2017年04月18日(火)


 連勝は10で止まったけれど、今年もまた広島カープの快進撃が続いております。
 チーム打率2割8分3厘、同本塁打12本、同得点90、同盗塁16個はすべてセ・リーグのトップ(打率以外は12球団一)。
 
 そんな攻撃陣を陰で支える、選手たちより一回り小さな打撃コーチの存在をご存知でしょうか。
 カープファンにとっては、打撃コーチというより、菊池涼介の前にセカンドのレギュラーだった選手、と言ったほうが通りがいいかもしれない。

 東出輝裕、36歳。
 1998年秋にドラフト1位で福井の敦賀気比高校から入団して以来、赤いユニフォームを着続けて19年目になる。

 まだ日刊ゲンダイの野球記者だった当時、私は何度か東出本人や工務店を経営するお父さんに取材している。
 取り立てて仲がいいわけではなかったけれど、当時監督だった達川光男さんの計らいもあり、読者プレゼント用にサイン入りバットをもらったこともあった。

 いまでこそ菊池のおかげでイメージが霞んでしまった感もあるが、171p、75sの小さな身体で1年目から一軍に定着し、正田耕三の定位置だったセカンドを受け継いだ実力はもっと評価されてもよかったと思う。
 実際、達川さんは「立浪(和義=PL学園→中日、1988年新人王)にも引けを取らん」と言っていた。

 一度、東出の野球観をじっくり聞いてみたい。
 そう思っているうち、カープの弱体化とともに取材する機会が減り、ぼくがフリーになったころは東出のほうが故障で表舞台から姿を消していた。

 そんな積年の思いが、やっと叶ったのが本作です。
 インタビューにご協力いただいた東出さん、広報担当の河内貴哉さん、どうもありがとうございました。

 この新潮45は、ぼくが本格的にノンフィクションを書き始めたころ、発表の場を与えてくれた最初の雑誌でもある。
 そういう媒体に東出輝裕の野球人生を描いた作品が掲載された、ということにも縁と幸せを感じます。

 カープファンもそうでない方も、ぜひ御一読ください。
 あ、赤坂なんてライターは知らん、という人も、ぜひ。

(発行:新潮社 4月18日発売 定価:880円=税込)
週刊現代5月13日号
「野球選手の人生は
13歳で決まる」C
青山学院大学
・鈴木駿輔
特別定価460円
新潮45 5月号
カープ打線大躍進
を担う
「小さな赤ヘル」
東出輝裕
定価880円