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月刊PHP4月号『ヒューマン・ドキュメント/和竿師・中根喜三郎』
2017年03月10日(金)


 月刊PHPの名物企画〈ヒューマン・ドキュメント〉はぼくにとって、年に一回、野球(及びスポーツ)以外の人物ノンフィクションを書くことのできる貴重な機会です。
 ちなみに、去年の4月号のこのコーナーでは『靴職人・矢口昇』を書いている。

 今回の主人公は、江戸時代から続く和竿師、四代目・竿忠を襲名した中根喜三郎さん(85歳)。
 初代林家三平と結婚、海老名みどりや二代目・三平ら4人の子の母であり、代表作『うしろの正面だあれ』(1985年)などで知られる児童文学者・海老名香葉子の兄、といったほうが一般的には通りがいいかもしれない。

 竿忠は長子相伝が決まりで、三男の中根さんはもともと、父親の跡を継ぐ立場ではなかった。
 しかし、1945年、東京大空襲で疎開先にいた妹の香葉子さん以外、すべての家族を失ってしまう。

 もはや中根家は滅びた、代々続いた竿忠も終わった。
 一時はそう思い込み、闇市に出入りしてグレかけていた中根さんが一念発起、自分も竿師になろう、自分の手で竿忠を再興させよう、と新たな人生を築いてゆく物語。

 それはまた、焦土と化した戦後日本において、江戸時代から続く日本の文化をいまに伝えようとする挑戦でもあった。
 よかったら御一読ください。 

(発行:PHP研究所 発売日:2017年3月10日 定価:205円=本体190円)

 
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