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『ダブル・ジョパディー』(WOWOW)
2015年06月17日(水)
Double Jeopardy


 タイトルの意味は「二重処罰」で、アメリカ合衆国憲法修正第5条「二重処罰の禁止」(同じ罪で二度処罰されてはならない)から取られている。
 本作のストーリーに即して言うと、殺人で有罪となった人間が、実は生きていた被害者をもう一度殺しても罪にはならない、ということ。

 アシュレイ・ジャッド演じるヒロインのリビーは愛する夫ニック(ブルース・グリーンウッド)、ひとり息子のマティ(ベンジャミン・ウィアー)と幸せな生活を送る平凡な主婦。
 ある日、夫が誕生日プレゼントにしたいというヨットに乗せられて、湖上で一夜を過ごし、目が覚めたら夫の姿がなく、自分のバスローブが血だらけになっていて、デッキにはナイフが転がっていた。

 警察が調査を始めると、ニックがいなくなる直前、妻に殺されそうだと無電でSOSを発信していた事実が発覚。
 リビーの抗弁はまったく受け入れられず、夫の死体が見つからないまま裁判にかけられ、殺人容疑で有罪の判決が下る。

 刑務所に収監される前、リビーは息子マティの将来を考え、親友のアンジェラ(アナベス・ギッシュ)に頼み込んで彼女の養子にしてもらう。
 しかし、最初のうちこそマティを連れて面会に来ていたアンジェラは、ほどなくして連絡を断ってしまった。

 実は、夫は生きているのではないか。
 疑念を抱いたリビーは仮釈放されたのち、保護観察官レーマン(トミー・リー・ジョーンズ)の下で暮らしながらアンジェラの現住所を突き止めるのだが。

 脚本にはいろいろとツッコミどころが多く、必ずしも上出来のサスペンスとは言いがたい。
 が、矢継ぎ早に謎と疑問を提示し、要所要所でアクションを挟みながら、これからどうなるのだろうと思わせつつラストまで引っ張っていく職人的な手際はなかなかのもの。

 監督のブルース・ベレスフォードはアカデミー作品賞受賞作『ドライビング Missデイジー』(1989年)の監督で、『レ・ミゼラブル』(2012年)の監督として最初にオファーを受けた人物でもある。
 ヒロインのジャッドは本作の3年後も同工異曲のサスペンス映画『ハイ・クライムズ』(2002年)に主演しており、こちらもなかなか面白かった。

 お勧め度はB。

(1999年 アメリカ=パラマウント・ピクチャーズ、UIP/日本公開2000年 105分)

 ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2015リスト
 ※A=ぜひ!(^o^) B=よかったら(^^; C=ヒマなら(-_-) D=やめとけ(>_<)

52『レ・ミゼラブル』(2012年/米)A
51『トランセンデンス』(2014年/米)C
50『ダイバージェント』(2014年/米)C
49『狼男アメリカン』(1981年/米)B
48『グレートレース』(1965年/米)B
47『海底二万哩』(1954年/米)B
46『救命艇』(1944年/米)B
45『ゴジラ』(1984年/東宝)C
44『怪獣総進撃』(1968年/東宝)C
43『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』(1967年/東宝)C
42『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(1966年/東宝)C
41『リアリティー』(2012年/伊、仏)C
40『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』(2014年/諾、瑞、丁)C
39『まごころを君に アルジャーノンに花束を』(1968年/米)C
38『ビューティフル・マインド』(2001年/米)B
37『あ・うん』(1989年/東宝)B
36『ローン・サバイバー』(2014年/米)A
35『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年/米)B
34『真昼の決闘』(1952年/米)A
33『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990年/米)B
32『運動靴と赤い金魚』(1997年/伊蘭)A
31『ルームメイト』(2013年/東映)C
30『モテキ』(2011年/東宝)C
29『神様のカルテ』(2011年/東宝)C
28『バットマン』(1989年/米)B
27『バックドラフト』(1991年/米)B
26『イーグル・アイ』(2008年/米)A
25『そこのみにて光輝く』(2014年/東京テアトル他)A
24『サイドウェイ』(2004年/米)A
23『ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男』(2012年/仏)C
22『メトロ42』(2012年/露)C
21『リベンジ・マッチ』(2013年/米)C
20『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2013年/米)C
19『ボーン・アルティメイタム』(2007年/米)B
18『ボーン・スプレマシー』(2003年/米)B
17『ボーン・アイデンティティー』(2002年/米)B
16『ザ・タワー 超高層ビル大火災』(2012年/韓)B
15『ハードエイト』(1996年/米)A
14『刑事コロンボ 第38話「ルーサン警部の犯罪」』(1976年/米)B
13『刑事コロンボ 第37話「さらば提督」』(1976年/米)B
12『ワイルド・ビル』(1995年/米)C
11『鷲と鷹』(1969年/米)C
10『プロフェッショナル』(1966年/米)C
9『戦略大作戦』(1970年/米)C
8『スリー・キングス』(1999年/米)B
7『里見八犬伝』(1983年/角川春樹事務所)C
6『パシフィック・リム』(2013年/米)A
5『大脱出』(2013年/米)B
4『追悼のメロディ』(1976年/仏)A
3『フリック・ストーリー』(1975年/仏、伊)B
2『ロボコップ』(2014年/米)B
1『アメリカン・ハッスル』(2013年/米)B