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『BS世界のドキュメンタリー』A(NHK-BS)
2017年12月7日(木)


『豪華客船ルシタニア 沈没の真実』
The Sinking of the Lusitania

 第1次世界大戦中の1915年5月17日、南アイルランド沖15qの海上でイギリスの客船ルシタニア号が沈没、1198人の死者を出した歴史的事件の裏側を探ったドキュメンタリー。
 この3年前の1912年に沈没したタイタニック号の犠牲者が1513人だから、それに次ぐ、もしくは匹敵するほどの大規模な海難事故だったことになる。

 沈没の原因はドイツ軍のUボートが放った魚雷。
 死者1198人に128人のアメリカ人が含まれていたことから、ドイツ軍の攻撃は極めて非人道的であると国際世論の非難を浴び、アメリカ大統領ウッドロウ・ウィルソンに世界大戦参戦を決意させるきっかけとなった。

 しかし、実はルシタニアはニューヨークから出航する際、秘かにアメリカの武器弾薬を貨物室に積み込んでいた。
 この情報を事前に入手していたドイツ駐米大使館は、「ルシタニアが戦場に含まれる海域に入れば攻撃の対象になる」との警告文をアメリカの新聞に掲載させていた。

 もちろん、アメリカやイギリスは当初、ドイツによる「弾薬密輸疑惑」を否定していたのだが、戦後の調査によって動かしがたい証拠が明らかになる。
 こういう歴史ミステリーは1冊の本でじっくり読みたいところだが、残念なことに翻訳書がない。

 オススメ度A。

(制作:フランス=CPB Films 2017年 初放送:2017年9月20日0時00分 再放送:同年10月4日17時 50分)

『スターウォーズ レーガンのハッタリ』
Deception:Star Wars the Great Bluff

 1983年、アメリカ大統領ロナルド・レーガンの唱えた戦略防衛構想(略称SDI)、いわゆる「スター・ウォーズ計画」がいかに口だけの代物だったか、という衝撃(笑撃?)の内幕を面白おかしく暴いた話。
 当時の米政府やCIAの関係者が出てきて、「レーガンがあんなことを言い出したときはマジかと思った」などと苦笑交じりに証言している。

 しかし、このハッタリにソ連共産党首脳部が踊らされ、ついには社会主義体制の崩壊につながった、という展開はいささか強引過ぎるんじゃないかなあ。
 実際には、もっとリアルで細かい事件がたくさん積み重なっていたはずですからね。
 
 オススメ度B。

(制作:フランス=Sunset Presse 2016年 初放送:2017年9月19日0時00分 再放送:同年10月3日17時 50分)
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