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『上海から来た女』(WOWOW)
2017年11月13日(月)
The Lady from Shanghai


 オーソン・ウェルズ5本目の監督作品。
 今回も製作、脚本を兼務しているのに加え、自ら主演、当時の妻だったトップ女優リタ・ヘイワースと共演している。

 ウェルズ演じる主人公兼ナレーター、マイケル・オハラはアイルランド人の船乗りで現在失業中。
 夜、ニューヨークのセントラル・パークをぶらついている最中、そばを馬車で通りかかった美女エルザ・ロザリー=Eバニスター(ヘイワース)に一目惚れしてしまう。

 マイケルが押しかけるように馬車に乗り込み、エルザにタバコを勧めて口説こうとする導入部が面白い。
 その後、マイケルは港の職業斡旋所でロザリーの夫アーサー(エヴェレット・スローン)に大型ヨットの操縦士として雇われ、カリブ海からサンフランシスコへクルージングに出る。

 アーサーはロザリーよりもかなり年上で、どうやらEDとらしいことがわかってくる中、マイケルはかねての思惑通りエルザとねんごろになる。
 サンフランシスコに到着すると、アーサーの顧問弁護士ジョージ・グリズビー(グレン・アンダース)が「5000ドルやるからおれを殺したという自白書にサインしてくれ」とマイケルに持ちかける

 グリスビーの狙いは自分にかけられた保険金で、自分が姿を消してしまえば殺人罪は成立しない、だからサインをしても大丈夫だ、というのだ。
 そうした最中、夫との仲が冷え切っていたエルザも、マイケルと密会して駆け落ちしたいと告白する。

 エルザにゾッコンのマイケルが、5000ドルを駆け落ちの資金にしようと自白書にサインした矢先、グリズビーが本当に殺され、マイケルは警察に捕まってしまう。
 マイケルとエルザが水族館で密会する場面から、法廷に立たされそうになったマイケルが巧みに裁判所から脱出するくだりまで、後半の展開はいま見ても息をもつかせない。

 クライマックスではマイケルが遊園地のクレージー・ハウスの滑り台を滑降していき、映画史的にも有名なミラー・ルームでの真犯人≠ニの対決となる。
 劇場公開当時はまた大コケしたそうだが、こんなに面白いのになぜなんだろう?
 
 オススメ度B。
 
(1947年 アメリカ=コロンビア・ピクチャーズ/日本配給インターナショナル・プロモーション 1977年 92分)

 ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2017リスト
 ※A=ぜひ!(^o^) B=よかったら(^^; C=ヒマなら(-_-) D=やめとけ(>_<)

91『偉大なるアンバーソン家の人々』(1942年/米)B
90『デストラップ 死の罠』(1982年/米)A
89『眠れぬ夜のために』(1985年/米)B
88『ジュラシック・ワールド』(2015年/米)B
87『シン・ゴジラ』(2016年/東宝)A
86『何者』(2016年/東宝)A
85『怒り』(2016年/東宝)A
84『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(1969年/東映)B
83『エベレスト』(2015年/米、英、氷)B
82『運命を分けたザイル』(2003年/英)A
81『マラソンマン』(1976年/米)B
80『日曜日には鼠を殺せ』(1964年/米)B
79『トム・ホーン』(1980年/米)B
78『ギャンブラー』(1971年/米)A
77『サウスポー』(2015年/米)B
76『レスラー』(2008年/米)A
75『スーサイド・スクワッド』(2016年/米)C
74『エルム街の悪夢』(1984年/米)B
73『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年/東宝)C
72『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016年/東宝)C
71『SCOOP!』(2016年/東宝)C
70『極道の妻たち』(1986年/東映)D
69『チャイナタウン』(1974年/米)A
68『シチズンフォー/スノーデンの暴露』(2014年/米、独)A
67『アイスブレイカー 超巨大氷山崩落』(2016年/露)C
66『ヴィジット』(2015年/米)C
65『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年/米)A
64『アントマン』(2015年/米)B
63『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年/米)B
62『インクレディブル・ハルク』(2008年/米)C
61『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年/米)B
60『大いなる決闘』(1976年/米)B
59『ワイルド・ギース』(1978年/英、瑞)A
58『鷲は舞いおりた』(1977年/アメリカ)C
57『デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー』(2007年/米)B
56『ブレードランナー/ファイナル・カット』(1982、2007年/米)A
55『ターザン:REBORN』(2016年/米)B
54『二ツ星の料理人』(2015年/米)B
53『炎の人ゴッホ』(1956年/米)B
52『サイレント・ランニング』(1972年/米)B
51『アンドロン』(2015年/伊、英、馬)D
50『アウトバーン』(2016年/米、独)B
49『カラーパープル』(1985年/米)A
48『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015年/米)A
47『超高層プロフェッショナル』(1979年/米)C
46『特攻大作戦』(1967年/米)B
45『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』(2015年/米)B
44『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』(2005年/米)D
43『エミリー 悪夢のベビーシッター』(2015年/米)C
42『チリ33人 希望の軌跡』(2015年/智、哥)B
41『人生は小説よりも奇なり』(2014年/米)C
40『ファミリー・プロット』(1976年/米)A
39『グッド・ネイバー』(2016年/米)C
38『エージェント・ウルトラ』(2015年/米)B
37『デッドプール』(2016年/米)B
36『ちはやふる−下の句−』(2016年/東宝)B
35『ちはやふる−上の句−』(2016年/東宝)B
34『クリーピー 偽りの殺人』(2016年/松竹、アスミックエース)D
33『ザ・コントロール』(2016年/米)D
32『ダイヤルM』(1998年/米)B
31『ランス・アームストロング/ツール・ド・フランス7冠の真実』(2013年/米)A
30『ラスト・スキャンダル あるハリウッドスターの禁じられた情事』(2014年/米)C
29『ヘイトフル・エイト』(2015年/米)C
28『マギー』(2015年/米)B
27『三匹の侍』(1964年/松竹)C
26『女ガンマン 皆殺しのメロディ』(1971年/英)B
25『さらば愛しき女よ』(1975年/米)B
24『バーディ』(1984年/米)B
23『父 パードレ・パドローネ』(1977年/伊)B
22『カンバセーション…盗聴…』(1974年/米)B
21『マン・オン・ワイヤー』(2008年/英、米)B
20『ザ・ブリザード』(2016年/米)C
19『クール・ランニング』(1993年/米)B
18『完全なるチェックメイト』(2015年/米)B
17『ルーム』(2015年/加、愛)B
16『イット・フォローズ』(2015年/米)C
15『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年/米)C
14『ザ・コア』(2003年/米)D
13『怪談』(1965年/東宝)B
12『切腹』(1962年/松竹)A
11『「ベガルタ」〜サッカー、震災、そして希望〜』(2016年/英)A
10『ユーズド・カー』(1980年/米)B
9『突破口!』(1973年/米)A
8『目撃』(1997年/米)B
7『ブラック・スキャンダル』(2015年/米)B
6『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄』(2015年/米)C
5『ゾンビシャーク 感染鮫』(2015年/米)C
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3『シェルター』(2010年/米)C
2『僕だけがいない街』(2016年/ワーナー・ブラザース)C
1『誰も知らない』(2004年/シネカノン)A
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