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『大いなる決闘』(NHK-BS)
2017年08月7日(月)
The Last Hard Men

 中学3年生だったころに広島市内のOS東劇という映画館で公開された西部劇。
 当時は見に行かず、テレビ放送されても興味が湧かなかったのは、ストーリーもオチも映画雑誌〈スクリーン〉の記事を読んですべてわかっていたため。

 ただ、このトシ(54歳)になって久しぶりにテレビ放送されると、こういう機会に見ておかないとなー、意外に面白いかもしれないしなー、というみみっちい郷愁に駆られる。
 さすがみなさまのNHK=A〈BSプレミアムシネマ〉はそういうチョイスがまことにうまい。

 すでに近代化の波が押し寄せていた1909年のアリゾナ、鉄道敷設の強制労働に駆り出されていた囚人ザック・プロボ(ジェームズ・コバーン)が監視役の看守を殺害し、子分たちを引き連れて脱獄する。
 プロボの目的は、かつて自分を逮捕し、銃撃戦の際に恋人を撃ち殺したトゥーソンの保安官サム・バーゲード(チャールトン・ヘストン)への復讐だった。

 バーゲードはすでに引退していたが、プロボはバーゲードの娘スーザン(バーバラ・ハーシー)を誘拐。
 スーザンの婚約者ハル・ブリックマン(クリストファー・ミッチャム)とともに追ってきたバーゲードが双眼鏡で見つめる中、プロボは手下にスーザンをレイプさせる。

 逆上するバーゲードの傍らで意外にしたたかなところを見せるのが、最初はいかにも頼りなさそうに見えたハル。
 ライフルを抱えて駆け出そうとしたバーゲードを諌め、言うことを聞かないと見るとぶん殴って失神させてしまう、というキャラ変の妙を生かした展開が面白い。 

 怒り心頭に発したバーゲードはひとり、またひとりとプロボの一味を始末していき、やっと娘に再会した直後、その瞬間を狙っていたプロボに狙撃される。
 ここで散々撃たれまくり、血みどろになったバーゲードが死なないのは、ヘストンのタフネス神話(いまのシュワルツェネッガーみたいなもの)が通用していた70年代ならではか。

 オススメ度B。

(1976年 アメリカ=20世紀フォックス/日本公開1977年 98分)

 ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2017リスト
 ※A=ぜひ!(^o^) B=よかったら(^^; C=ヒマなら(-_-) D=やめとけ(>_<)

59『ワイルド・ギース』(1978年/英、瑞)A
58『鷲は舞いおりた』(1977年/アメリカ)C
57『デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー』(2007年/米)B
56『ブレードランナー/ファイナル・カット』(1982、2007年/米)A
55『ターザン:REBORN』(2016年/米)B
54『二ツ星の料理人』(2015年/米)B
53『炎の人ゴッホ』(1956年/米)B
52『サイレント・ランニング』(1972年/米)B
51『アンドロン』(2015年/伊、英、馬)D
50『アウトバーン』(2016年/米、独)B
49『カラーパープル』(1985年/米)A
48『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015年/米)A
47『超高層プロフェッショナル』(1979年/米)C
46『特攻大作戦』(1967年/米)B
45『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』(2015年/米)B
44『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』(2005年/米)D
43『エミリー 悪夢のベビーシッター』(2015年/米)C
42『チリ33人 希望の軌跡』(2015年/智、哥)B
41『人生は小説よりも奇なり』(2014年/米)C
40『ファミリー・プロット』(1976年/米)A
39『グッド・ネイバー』(2016年/米)C
38『エージェント・ウルトラ』(2015年/米)B
37『デッドプール』(2016年/米)B
36『ちはやふる−下の句−』(2016年/東宝)B
35『ちはやふる−上の句−』(2016年/東宝)B
34『クリーピー 偽りの殺人』(2016年/松竹、アスミックエース)D
33『ザ・コントロール』(2016年/米)D
32『ダイヤルM』(1998年/米)B
31『ランス・アームストロング/ツール・ド・フランス7冠の真実』(2013年/米)A
30『ラスト・スキャンダル あるハリウッドスターの禁じられた情事』(2014年/米)C
29『ヘイトフル・エイト』(2015年/米)C
28『マギー』(2015年/米)B
27『三匹の侍』(1964年/松竹)C
26『女ガンマン 皆殺しのメロディ』(1971年/英)B
25『さらば愛しき女よ』(1975年/米)B
24『バーディ』(1984年/米)B
23『父 パードレ・パドローネ』(1977年/伊)B
22『カンバセーション…盗聴…』(1974年/米)B
21『マン・オン・ワイヤー』(2008年/英、米)B
20『ザ・ブリザード』(2016年/米)C
19『クール・ランニング』(1993年/米)B
18『完全なるチェックメイト』(2015年/米)B
17『ルーム』(2015年/加、愛)B
16『イット・フォローズ』(2015年/米)C
15『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年/米)C
14『ザ・コア』(2003年/米)D
13『怪談』(1965年/東宝)B
12『切腹』(1962年/松竹)A
11『「ベガルタ」〜サッカー、震災、そして希望〜』(2016年/英)A
10『ユーズド・カー』(1980年/米)B
9『突破口!』(1973年/米)A
8『目撃』(1997年/米)B
7『ブラック・スキャンダル』(2015年/米)B
6『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄』(2015年/米)C
5『ゾンビシャーク 感染鮫』(2015年/米)C
4『ロボシャークvs.ネイビーシールズ』(2015年/米)B
3『シェルター』(2010年/米)C
2『僕だけがいない街』(2016年/ワーナー・ブラザース)C
1『誰も知らない』(2004年/シネカノン)A