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『クリーピー 偽りの隣人』(WOWOW)
2017年05月19日(金)


 しまった、こんなつまらない映画なら見るんじゃなかった、と悟ってからの2時間10分は拷問のような長さだった。
 それでも最後まで見ないではいられないのが、中学生のころから身に染み付いた映画貧乏性≠ナある。

 主人公は取調中にサイコパスの容疑者を死なせてしまい、警察を退職した大学講師・高倉(西島秀俊)。
 東京郊外の中古住宅に引っ越し、妻・康子(竹内結子)とともに隣人の西野(香川照之)を挨拶に訪ねたのち、次から次へと奇妙な出来事が起こるようになる。

 西野の娘・澪(藤野涼子)は「あの人はお父さんじゃない。全然知らない人よ」と康子に告白。
 一方、高倉は警察の後輩・野上(東出昌大)に依頼され、8年前の日野市の一家失踪事件の再調査に取り掛かり、事件の重要人物と隣人の西野に様々な共通点があることに気づく。

 …という筋立てと布石の打ち方は悪くないのだが、監督・黒沢清の演出がヘボなのか、役者たちが大根なのか、まあ、両方なのだが、ずっと見ていてもちっとも怖くならない。
 西野家の内部が明かされるくだりの絵作り、間延びしたつまらなさは、最近のサスペンス映画では間違いなく最低レベル。

 西野が康子をたらしこむのに使っている注射の中身もまったく説明されず、注射を打たれていない澪がなぜ言いなりになっているのかもわからない。
 最後の最後で高倉が逆襲に出るラストも、何の前フリもないため、唐突で取ってつけたような印象が残るだけ。 

 オススメ度D。

(2016年 松竹、アスミックエース 130分)

 ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2017リスト
 ※A=ぜひ!(^o^) B=よかったら(^^; C=ヒマなら(-_-) D=やめとけ(>_<)

33『ザ・コントロール』(2016年/米)D
32『ダイヤルM』(1998年/米)B
31『ランス・アームストロング/ツール・ド・フランス7冠の真実』(2013年/米)A
30『ラスト・スキャンダル あるハリウッドスターの禁じられた情事』(2014年/米)C
29『ヘイトフル・エイト』(2015年/米)C
28『マギー』(2015年/米)B
27『三匹の侍』(1964年/松竹)C
26『女ガンマン 皆殺しのメロディ』(1971年/英)B
25『さらば愛しき女よ』(1975年/米)B
24『バーディ』(1984年/米)B
23『父 パードレ・パドローネ』(1977年/伊)B
22『カンバセーション…盗聴…』(1974年/米)B
21『マン・オン・ワイヤー』(2008年/英、米)B
20『ザ・ブリザード』(2016年/米)C
19『クール・ランニング』(1993年/米)B
18『完全なるチェックメイト』(2015年/米)B
17『ルーム』(2015年/加、愛)B
16『イット・フォローズ』(2015年/米)C
15『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年/米)C
14『ザ・コア』(2003年/米)D
13『怪談』(1965年/東宝)B
12『切腹』(1962年/松竹)A
11『「ベガルタ」〜サッカー、震災、そして希望〜』(2016年/英)A
10『ユーズド・カー』(1980年/米)B
9『突破口!』(1973年/米)A
8『目撃』(1997年/米)B
7『ブラック・スキャンダル』(2015年/米)B
6『シャーク・プリズン 鮫地獄女囚大脱獄』(2015年/米)C
5『ゾンビシャーク 感染鮫』(2015年/米)C
4『ロボシャークvs.ネイビーシールズ』(2015年/米)B
3『シェルター』(2010年/米)C
2『僕だけがいない街』(2016年/ワーナー・ブラザース)C
1『誰も知らない』(2004年/シネカノン)A