counter
www.akasaka-cycle.com
font size       [old site
 home   blog   works   pick-up   others   profile   bbs 
ロッテの新人合同自主トレ初日
2018年01月12日(金)


 この時期恒例の新人合同自主トレ取材、今回はきょうが初日だったロッテの巻。
 TBSラジオの生出演を終えたあと、そそくさとロッテ浦和球場へ行ってきました。

 ドラフト1位が履正社の安田尚憲で、井口資仁新監督も視察に来るとあり、大勢のファンと報道陣が集結。
 日本ハムに比べると少なかったけど、巨人よりは断然多かった、というところに時代を感じる。

 朝10時前に新人たちが勢ぞろいすると、安田の当たりクジを引き当てた山室晋也球団社長、井口監督が訓示。
 井口監督は石垣島キャンプの初日にゲーム形式のシート打撃を予定していることを伝え、「2月1日に100%の状態で入れるように」と話していた。

 午前中のメニューはまずウォーミングアップ、ストレッチ、内野ノック。
 内野ノックでは安田の腰の高さが気になった一方で、ドラフト2位の藤岡裕大(トヨタ自動車)の柔らかさが目を引いた。

 それほど難しい打球ではないにしても、きちんと正面に回り、掬い上げるように捕るキャッチングも実に丁寧。
 さすが、新人王を獲得した西武・源田壮亮の後輩だけのことはある。

 ロッテならではのメニューだったのは、三塁側ファウルグラウンドで行われた立ち幅跳びと30&50メートルダッシュ。
 188センチ、95キロの体格、反対方向へも長打を打てるパワーばかり注目されがちな安田が、実は結構足が早くて、瞬発力も優れていることが、改めてよくわかりました。



 午後からは、この室内練習場に移ってウエートトレーニングとティー&マシン打撃。
 なかなか盛り沢山のメニューだったにも関わらず、3時半前に取材に応じた安田は意外に涼しい顔をしていた。

 昨年の甲子園選抜大会でも感じたことですが、安田は清宮幸太郎や中村奨成のようなリップサービスはほとんどしない。
 1年目で目標とする数字を聞かれても、「まだプロのピッチャーが投げるボールを見ていませんから。一番の目標はまず一軍の試合に出ることです」。

 慎重とか愛想がないとかではなく、体格に恵まれている割りに、大変堅実な性格の持ち主であることが伝わってくる。
 まあ、コメントでマスコミを喜ばせるのは、結果を出してからでもいいんだからね。

 ところで、この新人合同自主トレの最中、室内の片隅で延々と打撃練習を続けていたのが5年目の三木亮。
 昨季は主にショートで自己ベストの85試合に出場し、2割4分2厘の打率を残した。

 しかし、同じポジションの平沢大河が3年目の正念場を迎え、守備力で定評のある新人・藤岡が入ってきた。
 打ち込みは延々3時間、500スイングに及んで、「危機感があるんだろうな」と担当記者の方々も感心することしきり。

 溌剌と動き回る今年の新人たちの向こう側に、黙々と汗を流す数年前の新人がいる。
 こういう光景を見られることが、この時期のプロ野球取材の妙味でもあります。
 
Number965
平成日本シリーズ
激闘録1991
広島vs.西武
定価600円